パワーストーンの種類

パワーストーンの種類

記事作成日:2023.06.05
パワーストーンの種類

覚えきれないほどたくさんの種類があるパワーストーンですが、それぞれが一つ一つ違う効果を持っています。店頭では、厄除け、恋愛運と同じジャンルにいろいろな石が並んでいて違いが分からないと思ったことはありませんか?
実は、パワーストーンの分類や効果の違いは様々な条件によって分けられており、同じコーナーの石でも効き方が違ってくるのです。この記事では、パワーストーンの種類や分類分けの方法、何故同じ効果のコーナーに違う石が並んでいるのかなどを解説します。

目次

パワーストーンは何種類ある?

名前を覚えるだけでも一苦労してしまうくらい膨大な種類があるパワーストーンですが、一般的なネットショップなどでは、200種類前後が取り扱われています。
その種類は、すべて数えると300種類以上と推定されていますが、種類の数は常に変化していることもあり、完全に数えるのは不可能です。

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パワーストーンの種類の変化

パワーストーンの種類の数は、常に種類の見直しがされており、その影響で増減しています。今まで別の石とされていた2種類の鉱物について研究が進んで同一のものであると再定義されたり、形状や内包物の違いで細分化されて別の名前がついたりといった感じで、同じ構造の鉱物でも違う種類に振り分けられているものも少なくありません。
例えば、水晶の中にいろいろなものが入っているパワーストーンがあります。水晶の中に含まれるインクルージョン(内包物)の違いによって、
・ファントムクオーツ
山形の成長痕が入っている
・ガーデンクオーツ
緑泥石などが入っている
・ルチルクオーツ
金鉱石が入っている
・トルマリンインクォーツ
黒色のトルマリンが入っている
・ストロベリークオーツ
針鉄鉱が入っている
といったように複数の種類に分けられており、全て違う意味を持っていると考えられています。
また、アレキサンドライトやルビーなどに稀に現れるスター効果、キャッツアイ効果といった一定の方向に筋が入るように光を反射する効果もインクルージョンの作用によるものです。これらのスター効果を持つ石も通常の石とは区別されて分類されます。

2-1パワーストーンは新たに発見され増え続けている

パワーストーンには、歴史が深いものもありますが、新しく発見されたものも少なくありません。例えば、最近ヒーリングストーンやチャネリングストーンとして大人気のスギライトは、発見されて間もない比較的歴史の浅い新しい石の一つです。スギライトは、和名を杉石(すぎいし)と言い、愛媛県で日本人の学者によって発見されました。
このように鉱物的に新しい発見のある石やヒーラーやチャネラーによってストーンリーディングされ新しくパワーストーンとしての効果を発見された石など新しく発見された石が、近年続々とパワーストーンの仲間として加わってきています。

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パワーストーンの種類と意味・効果

パワーストーンには、石それぞれに意味・効果がありますが、時に同じ効果のものに出会うことがあります。厄除けの効果のあるパワーストーンは、多いのではないでしょうか。
しかし、そのパワーストーンの中でも役割は細分化されており、それぞれに得意分野が違うのです。例えば、
・水晶
空間や石の浄化、嫌なものを吸い取ってなかったことにする
・オニキス
トラブルや害をなすものから盾のように身を守る
・ラピスラズリ
不運を遠ざけるだけでなく、持ち主を良い方向へ導く
・マラカイト
特に人間関係のトラブルから身を守るのが得意
このように、「厄除け」と一緒にされていても得意分野が違うので細かいところで効果が変わってきます。細かい意味まで知ったうえでパワーストーンを使いこなせるようになるともっと石の効果を高めることが出来るようになります。

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パワーストーンの分類

3-1願い・目的

縁結び、家庭円満、安産・子宝、人間関係、金運、健康、癒やし、厄除け・お守りなど効果ごとに石を分類する方法です。同じ効果の石でも作用や得意分野は微妙に異なってきますので自分の願い事に合った石を探しましょう。

3-2色の系統

ピンク系、赤系、ブルー系などの似た色をまとめる分類です。色のグルーピングは、ショップによってさまざまです。石によっては、フローライトのように同じ種類の石でも全く違う2種類の色の石が存在するものもあります。
また、色や輝きなどの見た目が似ていても全く効果が異なる石もありますので購入の際は、間違えないように注意しましょう。

3-3誕生石

誕生石が月ごとに12種類、誕生石が日ごとに365種類決められています。誕生石や誕生石は、海外の場合、違う石が割り当てられていることもあり、例えば9月の誕生石は日本ではサファイアですが、フランスではペリドットが割り当てられています。

3-4星座守護石

12星座に一つずつ相性の良い石を割り当て、守護石としたものです。似たような分類で生まれた年の干支と相性の良い石を十二支分12種類にそれぞれ分類した干支石というものもあります。

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パワーストーンの種類の選び方

4-1願いや目的、強めたい運勢から

叶えたい願い事や強めたい運勢があるならその目的に合ったパワーストーンを選ぶのが良いでしょう。
恋愛で悩んでいるなら恋愛に効果のあるインカローズやローズクォーツ、厄除けの御守りなら水晶やオニキスといったように目的に合った石を持つことで自分の願い事がより叶いやすくなるお手伝いをしてくれます。
さらに、一歩踏み込んで石ごとのもっと細かい作用の違いや得意分野まで把握して石を選ぶことが出来れば完璧です。

4-2誕生月、誕生日から

誕生月や誕生日ごとに割り当てられた石があり、「誕生石」と呼ばれています。誕生石は、その日やその月に生まれた人と相性がいいだけではなく、持つ人を守り導いてくれる石と言われています。お守りとして持つ人も多く、持っていると頼りになるパワーストーンです。

4-3直感で色を選ぶ

好きな色から石を選ぶのも良い方法です。パワーストーンには、透明なものから個性的な色のものまで様々な色の石が存在しています。
また、石は、自然が生み出した産物のため同じ色の石でも全く同じ模様や色のものは二つとしてありません。好きな色の石の中から、自分のインスピレーションに訴えかけてくるような波長の合う石を選びましょう。

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一度に身につけるパワーストーンは何種類まで?

5-1組み合わせ・重ね付けの意味

パワーストーンは、石の種類をバランス良く組み合わせれば相乗効果も狙うことができます。その場合、重ね着けもいいですが、ブレスレットの中に複数の石を混ぜるのがおすすめです。

5-2パワーストーンを一度に身につけるのは3種類まで

身につけたい石の種類が多い場合は、別のブレスレットにするなどして日によって持ち変えるのも良いでしょう。
ただし、多く石を持つと願い事が分散してしまうことがあります。叶えたい願いを強く意識したい場合は、ひとつに絞るのが得策です。

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パワーストーンの種類まとめ

パワースト―ンには、それぞれに細かな違いがあり、同じ効果のコーナーに分類されている石でも得意分野や効果を発揮しやすい分野がそれぞれ異なってきます。また、同じ鉱物からできている石でも組成や内包物によって効果が違ってきます。
自分の願い事にはどのような石が良いのか?という点をよく考えて石の効果や意味との相性を考えながらパワーストーンを選ぶと良いでしょう。

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