言葉を持たない赤ちゃんとの接し方は時に、とても難しいものです。初めての子どもとなればなおの事です。どうして泣いているのか、どんな風に接すればいいのか等考えれば考えるほどわからなくなりませんか?赤ちゃんとのコミュニケーションと接し方について詳しくご紹介しましょう。

赤ちゃんとの接し方は?

初めてのお子さんともなれば、わからないことだらけで、目の前の我が子が宇宙人のように感じることも多いかもしれません。接しようとすると泣いてしまったり、全く反応してくれなかったりと難しいことばかりです。

新生児の体の状態

まずは、新生児の身体の状態を理解しておきましょう。生まれたばかりの赤ちゃんは、体が未発達です。自力ではほとんど何もすることができず、大人の助けが必要です。

赤ちゃんの状態で注意しなければならない理由は3つあります。

首と腰が据わっていない

首、腰をしっかり支えてあげないと、とても危険です。抱っこをするときには横抱きをするように心がけましょう。縦抱きをすると首や腰を支えづらくなってしまいますし、縦抱きの抱き癖もついてしまいます。

首が座っていないうちに縦抱きの抱き癖がついてしまうと、抱っこがとても難しくなってしまいます。
手軽に使えるので人気がありますが、スリングなども赤ちゃんの首や腰に負担がありますので、新生児などにはあまりオススメできません。

手足も反射で動いているため意思ではない

手足を動かして意志を表現しているように思いますが、それは原始反射のため意志を持った行動ではありません。赤ちゃんの行動を意思表示と考えるのはやめましょう。

視界は悪い、耳の方が聞こえる

新生児は目は開いていますが、まだよく見えていません。暗い部分と明るい部分を見分ける程度です。耳の方が、情報を取り込む量は多いと言われています。そのため、視野に訴えかけるよりも、聴力に訴えかける方が正解です。

新生児とのスキンシップ

関わり方が難しいと感じてしまうかもしれませんが、赤ちゃんに一番必要なのは「スキンシップ」です。これは、どんなことにも代えがたい、大切な関わり方法です。スキンシップには赤ちゃんが成長する上で、大きな役割を果たすのです。

スキンシップによって成長を促す

スキンシップは成長を促すことが出来る、かけがえのない関わり方法です。愛おしいと感じる気持ちのまま、優しく関わってあげてください。スキンシップをすることで、安心感が子どもの中で育っていきます。

自分は愛されているんだという自尊感情も育っていきます。その自尊感情は、子どもが成長する時に主体的に行動する原動力となります。

たくさん話しかけてあげる、愛情をかける

対話することが難しい赤ちゃんだからといって、話しかけることを怠っていませんか?対話できなくても、赤ちゃんはしっかりと声を聞いています。どんな対応をしてくれているのかをしっかり見ています。愛情をもって、沢山語りかけてあげてください。

無理に動かさず支えながらやさしく動かす

しかしながら、身体は未発達です。あやしたいからと無理に動かしてしまうのはNGです。赤ちゃんが驚かない程度に、優しく動かすことを心掛けましょう。話しかける声も大声ではなく、優しく語るようにすると赤ちゃんにもしっかり届きます。

スキンシップの方法

では、スキンシップの方法をご紹介しましょう。

特別なスキンシップより自然なスキンシップ

いろいろなスキンシップの方法がありますが、無理をして慣れないことをする必要はありません。いつもの生活の中で自然にできるスキンシップがあります。

「おはよう」「おやすみ」などのあいさつ

まずは朝や夜、食事などの挨拶です。語りかけるように挨拶をすることを心掛けましょう。こんなことでもスキンシップになるのです。

また、毎日の繰り返しの中で子どもにも習慣となって身についていきます。大きくなってから教え込まなくても、小さなことから身に着けると無理がありませんね。

日常会話

スマホやテレビの影響で、日常の会話がとても少なくなってきています。子どもに話かけることも少なくなっていませんか?日常の会話は子どもがいつも聞くことが出来る言葉です。そんな貴重な機会を奪わないでください。

対話できない子どもでも、しっかりと言葉を聞いています。いろいろなことを語り掛けてあげてください。

ポジティブな言葉

否定語で語りかけるのではなく、肯定語で語りかけましょう。赤ちゃんは気持ちもよくくみ取ります。マイナスな気持ちは赤ちゃんに不安な気持ちを抱かせてしまう原因になります。明るくポジティブな言葉をたくさん語り掛けてあげましょう。

抱っこなど

スキンシップの代表といえば抱っこですよね。抱っこ癖が付くなどという方もいらっしゃいますが、新生児の頃はしっかりと要求に答え抱っこをしてあげることが大切です。

笑顔で接する

視力があまりないからと言って、笑顔が無くていいというわけではありません。笑顔で接することで赤ちゃんにも安心感が伝わるものです。いつも笑顔で心掛けるようにしましょう。

反射で遊ぶ

赤ちゃんの反射で遊ぶ事も1つのコミュニケーション方法です。いろいろな反射がありますので、それを使って赤ちゃんに関わってあげましょう。

月齢別の赤ちゃんとの遊び方

月齢によって赤ちゃんの関わり方は異なります。どんな関わり方をすればいいのでしょう。

0~1カ月…声をかける、不快感を取り除くことが先決

産まれたての赤ちゃんにはまず、語り掛けるように沢山声をかけてあげましょう。

また、不快を感じると泣くので、その時に的確に声をかけて対応してあげることが先決です。

1~2カ月…顔を近づける(コミュニケーション)

段々と視力がついてきますので、見えるようになってきます。コミュニケーションの1つとして、顔を近づけて話かけることをするといいでしょう。

3~4カ月…歌を歌う、ガラガラなど(音を使う)

語り掛けるように歌うってあげましょう。わらべうた等の昔から伝承されている歌をしっていますか?子どもにとって心地よい音がそこにはあります。

5~6カ月…興味をひく、いないいないばあ、物を隠したりだしたりする(想像力)

想像力が段々とつくようになってきます。「いないいないばあ」などが楽しくなってくる頃でもありますので、大人と「いないいないばあ」を楽しんだり、物を出したり隠したりするといいでしょう。

7カ月~…手遊び、かくれんぼなど、興味の幅を広げていく

「いないいないばあ」が楽しくなってくると、簡単なかくれんぼも出来るようになります。「ばあ!!」と出てくると、そこまで笑う?と思うほど大笑いしてくれます。

サイレントベビーとは?

サイレントベビーという言葉を聞いたことはありますか?これは赤ちゃんのとても危険な状態の事です。そんな風になっていませんか?

無表情、泣かない赤ちゃん

泣くことが仕事の赤ちゃんです。機嫌よくしていることの方が少ないと感じてしまうほど、泣いていることが多いと言えます。そんな赤ちゃんが泣かずに、しかも無表情でいるという赤ちゃんは、サイレントベビーです。

感情の未発達などによっておこる

サイレントベビーは感情が未発達によっておこるものです。相手の気持ちをくみ取ることも、自分の気持ちを正確に表現することもできない赤ちゃんは、大人の影響を受けやすいのです。

サイレントベビーになる原因

サイレントベビーの原因は周りの大人にあります。

放置気味、コミュニケーション不足

理由の1つとしてコミュニケーションの不足です。不快を感じて泣いてもその欲求を満たしてもらえず、放置されていたりすることが長く続くと危険です。

愛情が不足している

また、愛情の不足も大きな原因です。大人の時間や都合で関わったり放置したりしていませんか?赤ちゃんは大人の都合を理解することができません。そのため、大人がどんなに赤ちゃんの事を思っていても、赤ちゃんは愛情をもらっていないと感じてしまうのです。

スキンシップを増やすことが大切

赤ちゃんが勘違いしないためにも、スキンシップを欠かさないことが大切です。毎日、しっかりしたスキンシップをおこなうことで、赤ちゃんの心は満たされていきます。

必見!赤ちゃんとのコミュニケーションと接し方についてのまとめ

赤ちゃんのとの関わり方を難しいと感じる方もいるかもしれませんが、赤ちゃんの要求を考えれば自然と動くことが出来ます。言葉で赤ちゃんの気持ちを理解することが出来ないのですから、その行動で判断するしかありませんね。

赤ちゃんに愛情を注ぐ方法として大切なのは、スキンシップによるコミュニケーションです。毎日の関わりを大切にして、あふれるほどの愛情を赤ちゃんに注いであげてください。