離婚しない夫婦には、大きく分けて2つのパターンがあります。1つは、夫婦円満で離婚とはほど遠い仲良し夫婦です。もう1つは、お互い干渉しない冷え切った関係の仮面夫婦です。

それぞれのパターンには、どのような違いがあるのでしょうか。

今回は、離婚しない夫婦2パターンの特徴をそれぞれ分析し、仲良し夫婦の特徴から夫婦円満の秘訣をご紹介いたします。気になる仮面夫婦が離婚しない理由についてもみていましょう。

離婚しない夫婦の特徴

いつまでも仲の良い夫婦には、理由があります。

相手を尊重する気持ちがある

離婚しない夫婦は、相手を尊重する気持ちを大切にしています。尊重とは、尊いものとして大切に扱うことを言います。付き合いが長いからと言って適当に扱わず、1人の人間としてしっかり相手を尊重することが大切です。

価値観が似ている

離婚の原因で一番多いのは、「価値観の不一致」です。一口に価値観といっても、理想の生活スタイルや将来の目標、お金の使い方、子育ての考え方など、多種多様にわたります。

離婚しない夫婦は、価値観が似ています。もちろん、今まで生きてきた環境が違うので、すべての価値観が似ているわけではありません。

しかし、一番大事にするものが似ている、これだけは譲れない部分が似ている、と言えるでしょう。

感情まかせにならない

夫婦は、それぞれ仕事や子育て、親の介護、友人関係等のさまざまな事情を抱えています。時には、仕事でトラブルがあり、イライラしたまま帰宅することもあるでしょう。そんなとき、つい八つ当たりをしてしまうことがありませんか。

離婚しない夫婦は、感情まかせに相手に接することがありません。自分の言動によって相手がどう感じるかを考える、思いやりと冷静さを持っています。イライラしていても、疲れていても、感情まかせにならず、一度相手の立場に立ってみる、そんな思いやりと冷静さが大切です。

離婚しやすい夫婦の特徴

では逆に、離婚しやすい夫婦の特徴をみてみましょう。

事後報告が多い

何か問題が起きそうなときは、事前に2人で相談して対策を講じたいと思う方は多いはずです。

しかし、離婚しやすい夫婦は、いざ問題が起こってしまってから事後報告することが多いのです。
事後報告が多いと、「どうしてもっと早く言ってくれなかったの?」と喧嘩に繋がることが増えてしまいます。

また、相手に信頼されていないと感じて、悲しくなることもあるでしょう。事後報告は2人の協力関係、信頼関係が築けていない表れともいえ、離婚しやすい夫婦に多い特徴といえるでしょう。

思いやりがない

離婚しやすい夫婦は、相手への思いやりが足りていません。

例えば、寒い夜、帰宅したときに、温かいお茶を淹れてくれると、とても愛情を感じますよね。このような思いやりのある行動をするためには、日ごろから相手に関心を持ち、相手の立場に立って考えることが大切です。

離婚しやすい夫婦は、相手に関心がない場合が多く、相手の立場に立って考えることが少ないので、思いやりがなかなかみられないと言えるでしょう。

相手のせいにしがち

喧嘩してしまったとき、つい相手のせいにしてしまう夫婦は、離婚しやすいといえます。

相手のせいにするということは、言い換えれば自分の非を認めないということです。すると、相手は反発してしまい、言い争いに発展してしまいます。結局何の問題解決にも繋がらず、結果として離婚してしまうことがあるでしょう。

会話する時間がない

会話をする時間がないことは、離婚しやすい夫婦の特徴の1つです。会話は、夫婦にとって大切なコミュニケーションです。

忙しくて時間がないことやお互いに関心が薄れていることなどから、夫婦の会話の時間が減ってしまうと、コミュニケーション不足となり、離婚に繋がってしまう恐れがあるでしょう。

夫婦が円満にすごすコツ

では、夫婦が円満に過ごすにはどうしたらいいのでしょうか。離婚しない夫婦の特徴から、夫婦円満のコツを考えてみましょう。

信頼関係を築く

夫婦関係において一番大切なものは、信頼関係です。信頼関係を築くためには、日ごろの小さな積み重ねが肝心です。どんなに小さな約束でも、必ず守るよう心がけましょう。

また、相手を不安にさせないように、日ごろから向き合う時間を作り、しっかり説明をすることが大切です。信頼しあえる最高のパートナーとなるために、まずは日ごろのコミュニケーションから見直してみましょう。

喧嘩の時は白黒つけない

喧嘩の時、つい白黒はっきりするまで、言い合いをしてしまっていませんか。夫婦が円満に過ごすためには、白黒をはっきりつけないことが重要です。

喧嘩になるということは、多かれ少なかれ双方に非があるといえます。自分の非を素直に認め、相手の非も許してあげる、そんな心の寛大さが夫婦円満の秘訣といえるでしょう。

白黒つけず、お互いを大切に思い許しあうことで、夫婦円満に過ごすことができるようになります。

過度な期待をしない、押し付けない

自分がしてほしいことを相手がしてくれないとき、ガッカリしたり怒ったりすることはありませんか。
「言わなくても分かってくれるだろう」といった過度な期待や押し付けは、相手も自分も苦しめることになります。

夫婦円満のためは、過度な期待をせず、相手に押し付けないことが大切です。相手に何かしてほしいときは、ちゃんと言葉に出してお願いするよう心がけることです。

会話をする

円満な夫婦は、沢山会話をしています。会話をすることで、お互いの状況や考えを共有することができます。それによって、協力したり励ましあったりすることができ、夫婦の繋がりはさらに強いものになるでしょう。

夫婦生活が長くなると、話すことがなく、話題は子どものことばかり、という夫婦も多いでしょう。そんな方は、新たに共通の趣味を作ってみることもおすすめの方法です。

例えば、ミュージカルやシリーズものの映画を一緒に観に行くと、感想に花が咲き、次はこれを一緒に観に行こう、とお出かけの予定も立てることができます。

また、野球やサッカーなどのスポーツ観戦も盛り上がり、会話の種になりますよ。

仮面夫婦が離婚しない理由は?

離婚しない夫婦の中には、円満な夫婦だけではなく、仮面夫婦も存在します。ここでは、仮面夫婦についてみてみましょう。

仮面夫婦って?

仮面夫婦とは、夫婦関係を続けながらも愛情や夫婦間のやりとりがなく、関係が冷め切っている夫婦のことを言います。

・お互い干渉しない
仮面夫婦の特徴は、お互い干渉しないことです。一緒に住んでいたとしても、全く会話をすることがない場合や目すら合わせない場合があります。

稀に会話をすることがあるとすれば、事務連絡のみということもしばしばです。伝言ゲームのように、子どもを介してしか話をしないケースもあります。

お互いに対して関心がなく、存在自体を無視あるいは否定している夫婦といえるでしょう。

・冷え切っている
夫婦双方が冷え切っていることも、仮面夫婦の特徴です。夫婦関係の改善を諦めており相手に対して何も求めない場合、夫婦関係について全く関心がない場合などがあります。結婚当初の愛情はどこかへ消え去り、相手に対して全く情熱がない状態といえるでしょう。

離婚しない理由

そんな仮面夫婦は、なぜ離婚せず夫婦関係を続けるのでしょうか。3つの理由が考えられます。

・世間体
1つ目は、世間体です。離婚が増えてきたと言われてはいますが、それでもまだ離婚は少数派。ご近所付き合いや会社関係、家族などに悪く言われないために、離婚を踏みとどまるケースが多いようです。

・面倒
2つ目は、面倒だからという理由です。離婚に伴う手続は、離婚届の提出だけではなく、引越や財産分与、苗字の変更に伴う諸々の名義変更など沢山あります。

・経済面
3つ目は、経済的理由です。専業主婦・主夫であり、相手の収入で生活している場合、経済的な理由から離婚できないケースがあります。

まとめ

離婚しない夫婦には、お互い尊重しあい支え合う円満な夫婦もいれば、お互い干渉しないのであたりさわりがなく長続きする夫婦、悪くいえば冷え切った関係の仮面夫婦という場合もあります。

今、悩んでいるご夫婦は、夫婦関係を今一度見つめ、夫婦の今後について前向きに考えてみましょう。

ほんの少しだけお互いのことを思いやってみてるのはどうでしょうか?そんな時をお互いが待っているのかもしれません。