あなたの家族で親子の関係はうまくいっていますか?現代では少子高齢化に伴い、一人っ子家庭や共働きの両親など家庭環境はさまざまです。

「うちは何の問題もないけど」そう思っていませんか?問題がないと自分で判断したりしていませんか?

ここでは多くの親子が感じている「親子関係の悩み」について改善できる方法と合わせてひも解いていきたいと思います。

親子関係で発生しやすい悩みh2>
他人とは何か問題が起きても修復しようと思うけれど、親子の悩みは問題と気づくまで親が解らない場合が多いのです。「今までこんな子じゃなかったのに・・」と嘆く方も多いと思います。

実際どのような悩みがあるのかご紹介していきます。

理解できない

まず、子供のことが「理解できない」と思っているあなたには、「理解できない」のではなく「理解しようとしない」のでは?

語弊があるかもしれませんが、子供のことが理解できないと考えている親の大半は子供とのスキンシップが不足しており、子供の普段考えていることや、行動を読み取れないのではないでしょうか。

理解できないと思ったら、自分から「理解してあげる」ような言葉かけをとり子供の気持ちを汲み取ることが必要です。

・学校や友達のことがわからない、何を考えているか分らない
親が子供の事で一番気になるのが、学校での様子だと思います。保育園や幼稚園では先生たちが目配り、気配りをしながら子供の安全と養育に関する観察や行動をとってくれます。

しかし、小学生になると、クラス単位で数十人の生徒を1人1人守ってあげることは、ほぼできませんよね。

生徒の1人が学校を休んだとします。親から休みの電話をもらって

「今日は風邪をひいて熱があるので休ませたいと思います」

などはっきりとした理由があればいいのですが、

「今日は学校行きたくないと言うので休みます。」

という理由であった場合には、「解りました」という先生と「行きたくない理由はなにかあるのですか?」と聞いてくる先生では違いがありますね。

その以前に、親が学校へ行きたくない理由を解っていればよいのですが、親も何で行きたくないのか・・・その理由を知るべく行動が必要になってきます。

「聞いても何も言わない」と放っておくと後々大変なことになるかもしれません。

友達関係もそうです。あなたは子供さんの仲の良い友達の名前を知っていますか?幼稚園の頃は「今日は○○ちゃんと遊んだんだよ」と子供から情報を受けていたと思います。

しかし、学校に行くようになると、

「今日はどんなことがあった?」

と聞いても、

「別に~」

なんていうやりとりも多いのではないでしょうか。学校での友人関係を子供が気にかけているのに対し、親が関心を持たないのも現状です。

コミュニケーションがとれない

子供の小さな時期(幼少期~少年期)までは、「今日はこんなことがあった」「明日は楽しい遠足、お母さん僕の好きなウインナーお弁当に入れてね」なんてたくさんお話しされていたと思います。

小学生後期になると、自我の目覚めから誰かに所属したいという欲求が生まれます。その対象は子供を取り巻く周囲の人たち(友人)です。○○ちゃんのグループに属したいとします。

それが、自分の安全のための防御機制なのです。グループを作るという子供の心理には、「あの子の側にいればいじめは受けない」「仲間が助けてくれる」という思考が生まれます。

・会話がない
さらに、高校生になると少人数から多くの人数に所属する環境になり、子供の仲の良いと友達の話など親に話しても何の利得もないと思うようになることから、ますます親子のコミュニケーションはとれなくなってしまいます。

「今日は帰りが遅かったのね、なにかあったの?」

と尋ねても、

「別にいいじゃん、うざいんですけどー」

なんていわれると余計にコミュニケーションは途絶えてしまいますよね。子供の成長と思えばいいのですが親としては何か悪いことでもしてるのでは?など、不安にかられますよね。

・共働きで話す時間がない
現代では共働きの親も多いため、生活の大半を友人と学校で過ごすことになり、夜遅くに仕事を終えて帰ってきても、寝ている子供を起こしてまで話をしなきゃ!と思う親も多分いないでしょう。

反抗期

反抗期、これは誰しもが経験するものです。その反抗期があるからこそ自分の思ったことを主張したり、したいことをやりたいと思うわけで、

大人への成長過程=自立への一歩

と思えば親の心構えとして持っておくことは大切ですね。

しかし、反抗期が過剰な時期に無理に子供に近づくのは逆効果です。理由もわからないのに
「なんで、そんなことしたんだ!」などという言葉は避けたいものです。

また、「反抗期」「自立の一歩」だからと何もいわない、かまわないのも危険ですね。親に干渉されたくない気持ちを理解してあげること、も必要です。

親子関係がうまくいかない原因は?

なんで最近子供とうまくやっていけないんだろう・・・と思っている親も多いと思います。うまくいかない原因は、もしかして自分の行動が関係しているかもしれません。

過干渉

子供のことを何でも把握しておかないと気が済まない、行動を制限したり親の価値観を押し付けたり子供の意思を尊重せず、親(自分)の思い通りにならないといけないと思うのが、過干渉です。

過干渉な親がよく言う言葉に、

・昨日はどこ行ってたの?
・誰と会うの?
・何時に帰ってくるの?
・あなたのことを考えて言ってるのに!
・あなたのためだから○○するのよ!

過干渉な親に見られる行動として、

・すぐにメールの返信をしないと電話をしてくる
・子供の私物をチェックする
・友人との電話での会話を盗み聞く
・帰りが遅いと何度も電話してくる
・尾行する                   

など、たくさんあります。

過干渉な親の元で育つと子供は家庭に居場所を感じられなくなり、自分の安心できる場所やルールを作るようになります。

夜中、あなたの近くのコンビニで何人か集まってお喋りしてる子供を見かけたりしませんか?

過干渉は過保護と同じ意味合いです。過保護は親がまず「親としての自立」が出来ていない、
子供の成長に気づいていない、いわゆる「子離れ」ができていない親に見られる行動です。

あなたの子供に対する行動一度チェックしてみてはいかがでしょう。

遠慮がない

親子は、最も身近な存在です。身近であるがゆえ遠慮というものがなくなるため、一度意見が対立すると激しい口調になり、暴言ともいえる言葉をお互いが使うことにもなります。

・言葉に歯止めがきかない、傷つける
また、その親から「こう思われている」「こう言われた」ことで子供は親に嫌悪感を抱き、親もまた同じような感情を持つと、さらに親子関係はうまくいかなくなってしまいます。

子供が悪いことをしたら叱るのは当然のことですが、親として見本となるような冷静な態度をとり、子供を傷つけるような言葉で接することは避けましょう。

気持ちのズレ

子供の成長は、体の成長と同じようにどんどん変化していきます。成長発達の段階では二次性徴期(思春期)を迎える頃から自立心が芽生えます。

しかし、親がその発達に見合った関わり方をしないでいると、「まだまだ親の監視が必要」などと思っている場合、子供が自分自身で思い行動していることに子供は違和感を感じ、そこで気持ちのズレが生じます。

子供からしてみれば「もう子供じゃないんだから」と、うっとうしく感じるでしょう。

この時期に親子関係が悪くなると、成人になってもどこかギクシャクした親子関係になってしまい、親との接触を避けるようになります。

親のエゴ

エゴ、考えますね・・・。親からしてみれば良い学校に行って有名な大学そして就職と思うでしょうが、これこそまさしく「親のエゴ」ですね。

子供は本当はやりたいことがあるのに、

「そんな職業を目指して食べていけるわけないでしょ!」

子供からしたら親の敷いたレールを走らされている気分ですよね。親に本心を言えない子供はどこかでそのうっぷんを晴らしたくなるはずです。

結局、親がそうしてあげてるのは「あなたのためだから」という自分の欲求を満たしたいだけなのです。

親への期待

親の言うとおりに育ってきた子供は、大人になっても自律・自立心が少なくとも欠如しているように思います。「困った時は親が何とかしてくれるだろう」「親が決めてくれる」など、親の行動に任せ安心するようになります。

親への期待が大きいと、親が問題に対処できなかった場合、反動感情を持つようになるでしょう。その結果、親子関係がうまくいかなくなることもあるのです。

親子関係を改善に導くポイント

少しの意識で、親子の関係を円滑する方法があります。

命令口調にならない

親子と限らず、大人になっても他人からの命令口調や態度は傷つきますよね。

○○しなさい・○○しなきゃだめ

人に何かを伝えるのに「指示」という文字がありますが、親としては指示ではなく「支持」の姿勢で見守って欲しいものです。

素直になる・恥ずかしがらずに伝える

親子喧嘩という言葉があるように、親子だから遠慮なく物事を言ってしまうと前述しましたが、親と子はいつまでも親子関係ですから素直になれない、恥ずかしくて言えないなど感じている方も多いでしょう。

喧嘩をしたとしたら、親も子供も素直に謝ることで、問題なく笑ってすむこともあるのです。

「ごめん、さっきはひどいこと言って」

と言えば、

「ううん、こっちこそ逆にごめんね」

と。親子関係をうまくするには、自分の素直さが必要ということです。

お互い自立心を持つ

子供の成長と共に親も成長しなければなりません。あなたが大人になった子供に対し、子供の頃のような扱い方をしていたら、どうでしょう。

マザコンという言葉があるように、大人になっても母親に過度の愛情や執着心を持ったり、いつまでも母親の影響を受けていると、社会に出たときにコンプレックスにもなりかねません。

近すぎず、遠すぎずの関係がよいのではないでしょうか。

スキンシップをとる

幼児期にいつも「抱っこ」されていた子供は、非行や問題行動を起こさないということが解ってきました。

あなたは普段どのように子供とスキンシップをとっていますか?

子供とスキンシップなんて!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、人間はスキンシップをとることで「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンが分泌されているのはご存知でしたか?

・セロトニンの分泌
セロトニンという物質は、心の安定をもたらす大切なホルモンです。このセロトニンは朝、起きて朝日を浴びることで分泌されます。ちなみにうつ状態にある人の治療薬としても使われているのです。朝起きてお天気が良いと「いい気分」になるのと同じですね。

親子カウンセリング

親子の問題、今は小さな出来事かもしれませんがそのままにしてても大丈夫ですか?

親子だから、何でも分かり合えるはず・・・でもどうしても何を考えているのかわからない、何て言えばいいか言葉に迷う解決の手段が見えてこない場合は、親子カウンセラーに相談してみることが有効になることもあります。

解決しない場合、親子カウンセリングも視野にいれる

親子カウンセラーという第三者を交えて話し合いをすることで、冷静な自分の気持ちを伝えるきっかけにもなります。

「親は(子供は)こんなふうに思ってくれていたんだ」

と、これまでの途切れた時間を取り戻すことも可能なのです。自分ひとりで悩みを抱え込まず相談してみる勇気も必要です。

相談内容

親子関係の問題に関与してくるのが、不登校、引きこもり、非行などがあります。

このすべてに親子関係が原因でそうなったとはいえませんが、少なくとも家庭環境が大いに関係していることは確かです。

例えば、夫婦関係がうまくいってなかったりすると、喧嘩の様子を子供は見たくないでしょう。

・引きこもり、不登校
自分の部屋が落ち着ける場所になり、家に引きこもる、また学校に行かなくなるという事態に発展するかもしれません。

・非行
また、非行をする子供の特徴として片親であったり、仕事中心の家族など自分の存在をアピールしたいために非行という形で示すともいわれています。そう思えば、子供との会話の必要性が大事ということも理解できますよね。

必見!親子関係の悩みと改善方法についてのまとめ

これまで親子関係の悩みと改善方法について書いてきました。「うちはちゃんとコミュニケーションとれてるし」と思って自己満足していませんか?

大人社会でも日々ストレスの毎日です。子供だって学校、友人いろんな人と接します。ストレスもきっとあるはずです。そのストレスサインに気づいてあげて下さい。

「ただいま~」の笑顔を創れるのは、あなたの愛情次第です!