ハーブや薬とは違うメディカルハーブをわかりやすく解説

ハーブや薬とは違うメディカルハーブをわかりやすく解説

メディカルハーブというと、ハーブと同じものなのでは?と思う人も多いでしょう。
しかし、メディカルハーブは、医薬品でもなくハーブとも違いがあるのです。そこで今回は、メディカルハーブについて徹底解説していきます。この機会にメディカルハーブについて理解してみてくださいね。


目次

メディカルハーブとは?

メディカルハーブの特性について詳しく見てみましょう。

1-1自然療法のひとつ

人間の体は常にバランスが保たれている状態にありますが、不健康になるとそのバランスが崩れてしまいます。自然療法というのは、そのバランスを元に戻そうと自然治癒力が働くことです。
例えば、風邪を引いたときに医学では薬を使って対処しますが、自然療法では体温をあげて汗をかかせようとするのです。
このように自然に対処していくのが自然療法というわけです。人間を精神も含めて全体的にとらえてその全体的なバランスを見る、つまり病気の原因となる部分だけに働く医薬品とは違うということです。

1-2薬効性が高いもの

メディカルハーブには、たくさんの成分が含まれており、医学の薬とは違って全身に作用してくれます。たくさんの成分が体全体にバランスよく働くため、身体だけでなく心も落ち着かせてくれるものなのです。
また、たくさんの成分が含まれているということは、ひとつひとつの成分の量がそれほど多くありません。だからこそ、副作用のような有害なものは医学の薬と比べても非常に少なく安心して使うことができるのです。

1-3治療としても用いられる植物

メディカルハーブは身体全体のバランスを元に戻してくれる効果がありますので、治療にも使われています。
例えば、うつ病など精神的な病気にはとても最適なものです。精神状態を落ち着かせる作用が働き、うつ病が改善されていくことから、治療としても使われている植物なのです。それ以外にもたくさんの成分が病気の改善を促してくれる効果を持っていますので、治療にも使われるのです。
メディカルハーブ自体は医薬品ではありませんが、ある種類の機能を有するために特定の医薬品と併用したときにお互いに影響を与え合うということが確認されています。
医薬品の効能を強くしたり弱くする可能性があるため、生活で取り入れるときには正しい知識を持っておくことが必要です。

1-4近代医学の基礎

メディカルハーブは薬草として使われていましたが、そのメディカルハーブに含まれている有効な成分だけを抽出し、他の成分と組み合わせたのが今の医学の薬なのです。そういったことからも、メディカルハーブは医学の基礎ともいえるのですね。

メディカルハーブとハーブとの違い

私たちの身近にあるハーブとは何が違うのでしょうか。

2-1ハーブは香りやスパイスとして活用される

ハーブは主に料理のスパイスとして使われたり、ハーブティーとして香りを楽しむときに使われています。ハーブには様々な種類があり、主に緑の葉を持つ草や柔らかい茎をもつ植物が多いですね。
また、種や実、根などは香辛料と呼ばれることも多いです。
しかし、その反面で繁殖力に優れているので手入れが難しい雑草ともなってしまう種類のハーブもあります。

2-2メディカルハーブは健康増進、治癒、治療に活用される

メディカルハーブは医療や治療、健康を維持するために使われるものです。実際にも医学の薬の一部にメディカルハーブが使われており、人間本来が持っている自然治癒力や自己調整機能を活性化させてくれます。
ストレスなどによって引き起こされる病気や、生活習慣病などにとても有効なのが特徴です。
とはいっても、メディカルハーブは医薬品ではないので、安全性などでの正しい知識を持つことも必要です。

メディカルハーブと薬の違い

メディカルハーブの効き方に違いがあります。

3-1薬は単一の有効成分がピンポイントで働きかける

薬の場合、単一の有効成分が体に悪影響を及ぼしているところにピンポイントで働きかけるのが特徴です。
例えば、頭痛がひどかった場合に使うのが頭痛薬ですよね。これは頭痛を抑えるために特化した薬であり、頭痛には有効ですが他の症状には効かないというと分かりやすいのではないでしょうか。
その一方で薬には、時に膨大な副作用がもたらされることがあります。ピンポイントで効く薬だからこそ、副作用も避けられないという場合もあるのです。医薬品が医師の処方が必要なのはその副作用がある為ともいえますね。

3-2メディカルハーブはさまざまな薬効が複合して多方面に働きかける

メディカルハーブの場合は薬と違って副作用が少ないという点が特徴です。メディカルハーブは、薬のようにピンポイントに特化しているわけではないので、薬と比べても効果は優しいものです。
メディカルハーブには、さまざまな成分が含まれているからこそ、体全体に働きかける作用があります。薬は症状の原因を排除する力、メディカルハーブは症状から体を守る力を高めるというような役割だと思って良いでしょう。
とはいっても、現在の医学の薬にはメディカルハーブを使っているのも事実です。
上記でも触れたように昔は薬草として使われていたので、現在ではメディカルハーブの有効成分のみだけを抽出して作られています。

メディカルハーブのメリット

メディカルハーブが注目される理由にはいくつかあります。

4-1効果が穏やかで副作用を起こしにくい

メディカルハーブは、薬と違って症状にはとても穏やかに効果が現れてくるのが特徴です。だからこそ、副作用を起こしにくいという点がメディカルハーブの最大のメリットでもあるのです。
メディカルハーブにはビタミンやミネラルなどが含まれていますが、それ以外にもさまざまな成分が含まれています。

・タンニン
殺菌作用、抗酸化作用がある

・フラボノイド
リラックス作用、アレルギー改善が期待できる

・アルカロイド
興奮作用、精神安定作用がある

・苦味質
虫除け作用、強肝作用、健胃作用がある

・精油
香りの成分でリフレッシュ効果がある

以上のような成分があります。外的刺激から体を守るための成分であるため、ひとつひとつの成分が体全体の治癒力を高めることに作用します。穏やかに効いていき知らず知らずのうちに楽になっているという穏やかな効果を感じることができるかと思います。

4-2日常的に取り入れやすく心身を守る

メディカルハーブは、日常にとても取り入れやすいのもメリットのひとつです。一番身近な方法としてハーブティーですよね。いくつかのメディカルハーブを組み合わせることで、さまざまな効果を得ることができますよ。
また、パックにメディカルハーブを詰めてお風呂に入れると、入浴剤としても使えます。メディカルハーブの香りで精神を落ち着かせることができますし、有効成分が蒸気となり体にも良い作用を得ることができます。
ハーブティーを濃いめに作り、そこに布を浸せば湿布としても使えます。肩こりや捻挫など暖かい・冷たいものによっては効能が違ってくるので、そのときの症状に合わせて湿布として使いましょう。
このようにメディカルハーブは、非常に日常に取り入れやすいものです。だからこそ日頃から取り入れて病気から体を守り、病気になりにくい身体づくりを目指すことができるのです。

ハーブや薬とは違うメディカルハーブをわかりやすく解説のまとめ

メディカルハーブは、医薬品とは違って全体的にバランスよく成分が働いてくれるので副作用も少ないのがうれしいですね。日常に積極的に取り入れたいものです。
いかにメディカルハーブが良いものなのか、また医薬品とどう違うのかが理解できたのではないでしょうか。ぜひ参考にして、自分に合うメディカルハーブを取り入れてみてくださいね。

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