ハーブ資格のおすすめ資格|各資格のメリット・仕事内容や勉強法まで解説!

ハーブカウンセラーは、ハーブが持つ様々な効果を理解した上で、その効果を自分や他者へのカウンセリングに応用できる専門家です。
ハーブは彩りや味付けのために使うことはもちろん、美容や医療など幅広い分野で使われており、そのハーブに関する効果などの詳しい知識を学んでみたいという人は年々増えています。 そんなハーブカウンセラーは、その活動をするのに特別な資格は必要ありませんが、実力の証明や信頼を得るためには、資格を持っておくことが望ましいでしょう。 そこでこの記事では、ハーブカウンセラーの概要や職場などを見ながら、得るのに相応しい資格について紹介していきます。- 目次
- 1. ハーブカウンセラーの基本
- 1-1. ハーブカウンセラーとは
- 1-2. ハーブカウンセラーの資格所持が望ましい理由
- 2. ハーブカウンセラーに活かせるハーブの知識を学ぶ方法とは?
- 2-1. 専門学校・大学
- 2-2. 教室・スクール
- 2-3. 通信講座
- 3. ハーブカウンセラーの知識が活かせる職場や仕事内容
- 3-1. ハーブサロン・ハーブショップ
- 3-2. ハーブ教室
- 3-3. 医療・福祉施設
- 4. ハーブカウンセラーはどのような人に向いているか?
- 5. ハーブカウンセラーの実力を証明できる資格一覧
- 5-1. メディカルハーブカウンセラー資格
- 5-2. ハーブインストラクター資格
- 5-3. ハーブ検定
- 5-4. メディカルハーブセラピスト資格
- 5-5. プロフェッショナル・アドバイザー・オブ・ハーブ
- 6. ハーブカウンセラーになるためにおすすめの資格とは
- 7. メディカルハーブカウンセラー資格の取得におすすめ資格講座
- 7-1. ハーブ資格取得講座 | SARAスクールジャパン
- 7-2. メディカルハーブカウンセラーW資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング
- 8. ハーブ関連の資格を取得して正しく提供できるハーブカウンセラーとして活躍してみよう
ハーブカウンセラーの基本
ハーブカウンセラーになるために、ある程度そのための情報を調べている人もいると思いますが、まずはハーブカウンセラーの基本的な部分と、なぜ資格の所持が望まれるかという理由について見ていきます。
1-1ハーブカウンセラーとは
ハーブカウンセラーはこれ以外にもハーブセラピストなどの様々な呼び方がありますが、これらは共通してハーブが持つ効果を詳しく知っており、その知識によって実際にハーブを用いたカウンセリングやセラピーが行える人物を指しています。
ハーブは良い香りや爽やかな味わいだけでなく、リラックスやリフレッシュ効果があることが期待されるもので、ハーブの種類によってその効果も異なってくるものです。 そして、その特定のハーブをハーブティーや料理に添えるように体内に取り込むのか、それとも植物として室内外に置いて空間的に感じ取るのかによっても、また効果が変わってきます。 そんなハーブの効果と使用方法に理解があることで、カウンセリング等の対象者に最も適した処方をしていき、現状の改善を促していくことが主な役割になります。1-2ハーブカウンセラーの資格所持が望ましい理由
ハーブカウンセラーを始めとするハーブの効果を使って他者へのカウンセリング等を行うことについて、特別な資格や規則などは特に定められていません。
つまり、ハーブカウンセラーとしての活動自体は今からでもできることなのですが、現実で働く際にはハーブ関連の資格を所持していることが望ましいものです。 ハーブは良い効果があるのは確かですが、他のものとの組み合わせや一定の状況においては効果を発揮しないどころか、副作用や中毒といった悪影響を及ぼす可能性があります。 いくつかのハーブは、妊婦のお腹の中の子や乳幼児に対して良くない刺激となることがあったり、病気がある人が取り込むと良くなかったりと、単なる大量不良では済まないケースも起こりえます。 このような危険性を回避するためには、書籍やネットで見た程度の知識では不十分であり、本格的な勉強が必要になります。 そして、その本格的な勉強をした証としてハーブ関連の資格を取得することにより、どこで働くにしても知識や実力に説得力が出てくるので、カウンセリング等の利用者に安心して貰うために資格は所持しておくべきなのです。ハーブカウンセラーに活かせるハーブの知識を学ぶ方法とは?

ハーブカウンセラーになるためにハーブ関連の資格取得を考える場合は、資格試験を受けるまでの学習方法について考えなければいけません。
ただ、資格取得者自身の現状から学習できる場というのは限られるので、現在の生活リズムを崩さないような学習方法を選択した方が良いでしょう。2-1専門学校・大学
知識を学ぶ場として一番大きいのは専門学校や大学になりますが、ハーブに関する知識に特化して教えてくれるところを探そうするのは難しいと言えます。
農業大学や薬学部といったところであれば、育てることや薬剤としてのハーブの効果が勉強できるようになっており、美容系の専門学校・大学であればセラピー等の処方に絡めてハーブが出てくることもありますが、それらを総合的に学べる学校はほとんどありません。 また、仮に学校があったとしても社会人や専業主婦・主夫の立場がある人は普段の生活をしながら改めて学校へ通うことは厳しいものです。2-2教室・スクール
地域のカルチャーセンターや自宅を利用して開講される教室・スクールにおいて、ハーブ関連の講座は一定数あるものです。
しかし、その内容の多くはハーブを用いたアロマや石鹸、ハーブティーの作り方のように趣味や特技の一つとして身に付けたい受講者を対象としているもので、詳しい効果について座学の勉強を含めた講座の数はそれほど多くありません。 もしも自分が通える範囲に該当する講座が開かれていれば良いのですが、専門学校・大学と同様に探すことが難しいという問題が付きまといます。2-3通信講座
通信講座ではハーブ関連の資格の取得を前提に講座を出しているサイトが多く、ハーブカウンセラーを目指せるような知識を得られる環境になっています。
中には資格を発行する協会が特定の通信講座を認定していることもあることから、上記の2つのように講座を見つけることで、苦労することはほぼないと言えます。 自分で勉強を進める必要はありますが、教材さえあれば時間や場所が指定されず、普段の生活が忙しい人でも学習しやすいものです。 他に学ぶ場所が見つけづらいという理由もありますが、単純な利用のしやすさで言っても通信講座はおすすめです。ハーブカウンセラーの知識が活かせる職場や仕事内容

ハーブ関連の資格を取得して、晴れてハーブカウンセラーと名乗れるようになった後に働ける職場としては、様々な候補があります。
そんな資格取得後の職場の候補とその仕事内容を見ていきます。3-1ハーブサロン・ハーブショップ
ハーブカウンセラーとして常にハーブの提供やアドバイスを行いたいのであれば、ハーブサロンやハーブショップの店員として務めることが考えられます。
ただ、一口にハーブサロン・ハーブショップと言っても先の項目で説明したようにハーブを食事やエステなどの形で取り込むのか、植物として香りを楽しむかで内容はかなり変わってくるものです。 店によってはエステサロンやレストランなどと併設される形になっており、ハーブの販売を行いつつ、それらを使った処方や料理の提供を行うこともあるので、ハーブ関連の資格にプラスして他の知識や実力が必要になってくることもあります。 そのため、最初に働く先を決める場合はその店がどのような特徴を持っているか確認しておくことが重要です。 資金面や経験を積むことで個人開業を目指せるもので、自分でハーブを育てながらそれを店頭販売する人も多くいます。3-2ハーブ教室
教室・スクールの項目でも少し触れましたが、自らがハーブカウンセラーと名乗れるようになった後はハーブ教室を開くことも選択肢の一つになります。
こちらでもハーブをどのような形で使うのかは重要であり、教室の場合は自分が講師となって開講することになるので、たとえば美味しいハーブティーが作れるようになる教室といったように、最終目標を定める必要があります。 また、カジュアルにハーブを楽しみたい人や本格的な知識を得たい人など、受講者側の目的も色々なパターンがあるため、対象になる人まで限定すると方針を決める際にもスムーズです。 開講場所としてはカルチャーセンターやマンションなどを借りるか、自宅の部屋を使う人が多いですが、基本的に特別な施設を用意しなくても成り立つので、ハーブの使用法にあった道具が使える場所であればどこでも開講できます。3-3医療・福祉施設
常にハーブカウンセラーとして働くわけではありませんが、資格を取得することで得た知識は医療や福祉の現場で役立つ可能性もあります。
ハーブを用いたカウンセリングやセラピーをすることで心理的なケアとしての効果が期待され、利用者へ更に寄り添った治療や介護等ができます。 また、ハーブサロン等で働きつつ、これらの施設からの依頼で利用者に合ったハーブの提供を行うことも考えられるので、関わる可能性のある場所として覚えておくと良いものです。ハーブカウンセラーはどのような人に向いているか?
ハーブカウンセラーに向いている人はハーブが好きである人やハーブの効果に興味を持っている人が当てはまりますが、それと同時に気遣いが得意な人も向いていると言えます。
ハーブの効果について詳しくなれば様々な形で提供できるものですが、その実力を発揮するためにはカウンセリングやセラピーの対象となる人をよく観察したり、話を聞いたりする必要があるものです。 そんな時に相手を気遣える人であれば、より正確に情報を読み取り、効果的な処方ができる可能性が高くなります。 これについてはハーブカウンセラーとして働く中で身に付けていけるので、最初から持っていなければいけないというわけではありません。ハーブカウンセラーの実力を証明できる資格一覧

ハーブカウンセラーとして、その知識や実力を証明できる資格には様々な種類があり、発行する協会によって内容も少しずつ異なります。
そんなハーブカウンセラー関連の資格の中でよく挙げられる5つの資格について見ていきます。5-1メディカルハーブカウンセラー資格
メディカルハーブカウンセラー資格は日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が発行しており、ハーブのリラックス効果を始めとする効能に関する知識を持ち、それを用いたカウンセリングができることを証明できる資格です。
様々な心理系の資格を発行している協会であることからハーブカウンセラーに適した資格として説得力を持たせやすいものです。受験資格 | なし |
受験料 | 10,000円(税込) |
受験申請 | 公式サイトから申込 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
試験日程 | 2ヶ月に1回ペースで開催(年度による) |
5-2ハーブインストラクター資格
ハーブインストラクター資格は日本安全食料料理協会(JSFCA)が発行しており、ハーブを生活に活かせるような利用方法についての知識を証明する資格です。
普段の生活にも反映させられる知識があれば教室・スクールで講師となる時に大いに役立てられます。受験資格 | なし |
受験料 | 10,000円(税込) |
受験申請 | 公式サイトから申込 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
試験日程 | 2ヶ月に1回ペースで開催(年度による) |
5-3ハーブ検定
ハーブ検定は日本ハーブセラピスト協会(JHTA)が発行しており、自分自身と周囲の人に対してハーブを用いられるような知識があることを証明する資格です。
こちらの資格は2級・1級試験を経てハーブセラピストになれるよう流れになっており、ハーブについて幅広く活動できるようになります。受験資格 | なし |
受験料 | 8,800円(税込) |
受験申請 | 協会のホームページの申込から(2022年度試験は2022年3月31日が申込締切) |
受験方法 | 東京の開場・オンライン |
合格基準 | ー |
試験日程 | 4月頃開催(2022年度は4月17日開催) |
5-4メディカルハーブセラピスト資格
メディカルハーブセラピスト資格は日本能力開発推進協会(JDAP)が発行しており、ハーブの基礎知識をベースに不調改善や健康維持に役立つメディカルハーブの知識があることを証明する資格です。
基本を押さえつつ、医療分野に活かせるハーブの知識を補強できるため、医療・福祉系に役立つものです。受験資格 | 協会が指定する講座を受講する |
受験料 | 55,000円(税込) ※講座料込み |
受験申請 | 指定講座の公式サイトから申込 |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | ー |
試験日程 | 随時開催 |
5-5プロフェッショナル・アドバイザー・オブ・ハーブ
プロフェッショナル・アドバイザー・オブ・ハーブ(PAH)はNPO法人日本ハーブ振興協会が発行しており、ハーブについて安全で正しい情報伝えられて、知識や使い方をアドバイスできることを証明する資格です。
ハーブの普及ができるアドバイザーとしての資格であり、これを取得することで上位資格であるプロフェッショナル・インストラクター・オブ・ハーブ(PIH)にも挑戦できるようになるため、そこまで取得するとハーブの専門家を名乗れるようになります。受験資格 | なし |
受験料 | 8,000円(税込) ※協会の入会金10,000円(税込)と年会費12,000(税込) |
受験申請 | 協会の公式サイトから申込 |
受験方法 | 東京・大阪の会場 |
合格基準 | ー |
試験日程 | 毎年春・秋の年2回 |
ハーブカウンセラーになるためにおすすめの資格とは

先に紹介した5つの資格の中で敢えて1つおすすめ資格を選ぶとしたら「メディカルハーブカウンセラー資格」となります。
ハーブの効果に関する知識と実際にカウンセリングできることの証明は、どの職場でも自信を持って提示できるもので、勉強の過程でしっかり基本ができる資格です。 また、メディカルハーブカウンセラー資格は、受験資格を特に指定していないため、自分に合った教材や講座を選んで勉強を進められるところも良い点です。メディカルハーブカウンセラー資格の取得におすすめ資格講座
もしもメディカルハーブカウンセラー資格の試験勉強の教材選びに迷っている場合は「SARAスクールジャパン」もしくは「諒設計アーキテクトラーニング」がおすすめの講座と言えます。
その理由は二つの通信講座はメディカルハーブカウンセラー資格を発行する日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)より認定校の証明を受けているからです。 二つの通信講座で用意されているカリキュラムを進めれば試験に対応した勉強ができるだけでなく、通常の受験よりも有利になる部分があります。6-1ハーブ資格取得講座 | SARAスクールジャパン
SARAスクールジャパンのメディカルハーブカウンセラー資格に関連した勉強ができる講座としては以下の2つのコースがあります。
SARA School JAPAN | ハーブ基本コース | ハーブプラチナコース |
受講料 | 59,800円 | 79,800円 |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) | |
添削回数 | 5回 | 5回+卒業課題1回 |
資格試験 | 公式サイトで各自申込 | 免除(課題提出のみで卒業と同時にメディカルハーブカウンセラー資格とハーブインストラクター資格を取得) |
認定試験受験費用 | 各資格10,000円(税込) | 免除 |
6-2メディカルハーブカウンセラーW資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング
諒設計アーキテクトラーニングのメディカルハーブカウンセラー資格に関連した勉強ができる講座としては以下の2つのコースがあります。
諒設計アーキテクトラーニング | 基本講座 | スペシャル講座 |
受講料 | 59,800円 分割:3,300円×20回(初回4,276円) | 79,800円 分割:3,800円×24回(初回3,891円) |
受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) | |
添削回数 | 5回 | 5回+卒業課題1回 |
資格試験 | 公式サイトで各自申込 | 免除(課題提出のみで卒業と同時にメディカルハーブカウンセラー資格とハーブインストラクター資格を取得) |
認定試験受験費用 | 各資格10,000円(税込) | 免除 |
ハーブ関連の資格を取得して正しく提供できるハーブカウンセラーとして活躍してみよう

ハーブの効果に関する知識を持ち、それを用いたカウンセリングを行うハーブカウンセラーになるには特別な資格は必要ありませんが、ハーブの悪影響についても理解しておくべきで、詳しい勉強をして資格を所持しておくことが望ましいのです。
それを踏まえ、資格取得を目指すのなら通信講座の利用がおすすめです。 その理由は、忙しい中でも勉強がしやすく、数ある資格の中で日本メディカル心理セラピー協会の「メディカルハーブカウンセラー資格」の基礎的な要素からしっかりと学べることです。 そして、そのメディカルハーブカウンセラー資格は「SARAスクールジャパン」か「諒設計アーキテクトラーニング」であれば、協会認定講座として学びやすいだけでなく、試験免除などの特典を受けられるものです。 ハーブカウンセラーとして就職する履歴書に書くためや知識がある証明をしたいと考えている人はぜひ上記の資格と通信講座を検討してみてください。癒やしの資格
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鉱石セラピスト
鉱石セラピストとして、宝石に関する基本的な知識を有していることを認定されます。宝石の基礎知識、宝石の歴史、宝石の種類、宝石の色、宝石のカットの方法、宝石の加工・処理の方法、例えばブリリアンカットやステップカット、アンカットダイヤモンド、含侵処理、着色処理など、宝石に関する幅広い知識を有していることが証明されます。
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ストレスカウンセラー
ストレスカウンセラーとは、感情と上手く付き合う方法や、アンガーマネジメントなどの心理トレーニングを活用したストレス対処法、現代社会におけるストレスやその原因に対処できるストレスマネジメント能力などの知識を十分に理解された方へ認定されます。対人関係やコミュニケーションの取り方、ストレスとの付き合い方に悩む方など幅広い層に人気のある資格です。
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メディカルハーブカウンセラー
メディカルハーブカウンセラーとは、ハーブによるリラックス効果・リフレッシュ効果・デトックス効果など、ハーブの効能に対しての知識を持ち合わせ、ハーブを用いたカウンセリングを行う技術を持ち合わせた人へ認定されます。資格取得後は、各種サロンにて活躍出来るのは勿論、自宅やカルチャースクールなどで講師活動ができます。
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カラーセラピー
カラーセラピーとは別名、色彩療法といい、色の生理的効果や心理的効果を使い心身のバランスを取る事を目的にした療法です。試験では色の効果、原理、色の活用方法が問われます。資格取得後は、カラーセラピストとして活躍する事が出来ます。
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アロマセラピスト
アロマセラピストとは、アロマオイルの種類、アロマトリートメントなど、アロマに関する一定以上の知識を持ち合わせた人へ与える資格です。一般的なアロマについての知識や、その種類・効果、芳香剤、アロマバスなどについての応用方法。アロマを用いたスキンケア、香水づくり、アロマトリートメントやアロママッサージ、アロマオイルのブレンド方法やハーブとの組み合わせなど。