夫婦心理カウンセラー®とは、夫婦関係や家族関係の問題解決や関係構築などに関して、正しい知識を持ち、適切なアドバイスやカウンセリングを行うことができることを認定する資格です。
夫婦間の浮気、離婚、失業や失職、浪費癖、DVなどの家庭内暴力、別居、精神的DV、経済的DV、アダルトチルドレン、夫婦と子どもとの関係、束縛や過干渉などの問題に対して正しい知識を持っていることが必要になります。
また、夫婦間の問題が子どもに与える影響や、子どもの抱えるいじめや進学、学校、勉強、親子関係などの問題とのかかわり方などについての正しい理解と知識も必要になります。夫婦や家族専門のカウンセラーとして活動することもできる資格です。
夫婦・家族心理カウンセラーは、夫婦心理カウンセラー®へ資格名称変更になりました。
受験資格 | 特になし |
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受験料 | 10,000円(消費税込み) |
受験申請 | インターネットからの申込み |
受験方法 | 在宅受験 |
合格基準 | 70%以上の評価 |
検定試験日程 | 以下参照 |
夫婦・家族心理は、人が生まれ育ち、人生を過ごす家族という生活の基盤の中で起こりやすいさまざまな問題と向き合うために必要な知識です。時代の変化とともに夫婦それぞれが仕事を持つ生活スタイルも珍しくありません。そんな日常の慌ただしさの中、DV、モラルハラスメント、不倫など、夫婦間のトラブルも多様化してきています。夫婦として良い夫婦関係を育くむには、どのようなことに気をつけたらよいのでしょうか?結婚生活でだれしも一度は夫婦関係で悩むことがあると思いますが、そんなときに心理学の知識があり、また心理学の知識のある人に相談できる環境があれば、無理なく危機を乗り越えて、健やかな夫婦関係を維持することができるでしょう。
夫婦の心理だけでなく、父親、母親、子供という家族の心理面でもお互いにどのように作用しているか学ぶことが必要です。家庭内の問題は深刻化するケースもあります。そんな時に、家族のメンバーそれぞれが自分の役割を理解でき、調整できると、家庭の機能を維持していくことができます。生活の多様化と共に、家族構成も昔と比べるとかなり変化してきており、家庭内でストレスを抱える児童も増えています。さらに、近年は虐待を受けている子供たちの悲惨なニュースが耳に入ってきます。安心できる居場所の家庭で子どもも母親も父親も苦しむことなく、家族全員が充実した生活ができるように、夫婦・家族心理について学ぶことが求められています。
夫婦・家族心理は、家庭のある全ての人に役立つ知識です。夫婦・家族心理を理解していると、結婚したばかりの若い夫婦でもしっかりと絆を保つことができるでしょう。夫婦の問題、親子でのけんか、子供の反抗期に伴う問題など、家族間で起こるさまざまな問題はどんな家庭にも存在します。時には深刻な問題にまで発展すると、夫婦の場合は別居や離婚といったことを経験することもあり、反抗期の子どもへの対処を間違えると、悲惨な事件を起こすこともあります。近年は特に、子どもが親に対して、また親が子どもに対して攻撃する家庭内DVの件数が増えてきており、夫婦心理と家族心理への理解の必要性が高まっています。
家族や夫婦間の問題は、家庭内で解決するのが難しい場合、夫婦・家族心理の専門家に相談するのが良い方法ですが、なかなか家庭内のことについては相談しにくいかもしれません。当事者でもどうすべきか分からないで、時間がただ過ぎていくのを耐えている場合もあります。特に力の弱い立場にある女性が泣き寝入りしているのが現状かもしれません。
家族、夫婦という形が昔とは変わってきている現代では、時代に合わせた専門家のカウンセリングが必要です。家族心理、夫婦心理の知識をだれもが身につけ、問題が深刻化する前に適切に対応できることが望まれます。
世間では不登校などの子供の引きこもり問題が取り上げられていますが、あなたはもし自分の子供が不登校になったり引きこもってしまったらどうしますか?早く学校に復帰しないと勉強が遅れてしまう、将来ちゃんとした大人になれないのではないか、など心配することでしょう。そして誰だって辛いんだから頑張りなさい、あなたのためを思って言っているなどといち早く立ち直って貰えるように助言します。確かに親からみてこうした懸念はまっさきに思い浮かびますがそれをそのまま子供に伝えても余計に追い詰めてしまうだけかもしれません。
どういうことかというと、まずは本人の立場にたってみると分かりやすいです。学校で嫌なこと、苦手な人がいて行きたくないという状態で頭がいっぱいです。ただちょっと嫌というだけなら克服できる余地はありますが、なにせ不登校になってしまうほど追い詰められている状態です。そんなときに果たしてちょっと説得されたからといって簡単に脱却できるものでしょうか?逆にそうした行動が本人を追い詰めてしまうことにも繋がり、親としての信頼さえ失ってしまいかねません。一番大事なのは世間体や今存在しない未来のことばかりを考えるのではなく、つらいという本人の気持ちに寄り添い安心できるようにして克服を強要しないことです。
子供の手本であるべき夫婦においても数々の問題が起きやすいです。例えば代表的な問題として浪費癖やモラルハラスメントが挙げられるでしょう。この問題について解説と対処法を紹介します。ついついむやみにお金を使ってしまう「浪費癖」は他人から見ればとても無駄で贅沢なように感じます。そしてただの無駄遣いと軽くとらえてしまいがちですがこれは夫婦間においては離婚の原因にもなり得る重大な問題です。浪費癖になってしまう原因はいくつかあります。一般的には強いストレスによる浪費、趣味に傾倒しすぎることによる浪費、計画性がないゆえの浪費、ギャンブルなどへの依存症による浪費が代表的です。
もしパートナーが浪費癖に悩まされているのならいずれかの原因を特定して改善するために支えが必要です。正論や常識を振りかざして相手を押さえつけるモラルハラスメントは表面では正しいことを言っているだけに非常に質が悪いです。
確かに夫婦の役割というのは大切ですが無理をしてまで必ずしなければならないという訳ではないでしょう。本来夫婦は対等な存在であり、お互いが支え合っていく関係です。自分や世間の常識を当てはめるのではなく相手の気持ちを尊重するという対人関係においての基礎中の基礎を思い出すことが何よりも重要です。それは夫婦間においても親子間においても同じことです。
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