姓名判断で性格が分かる!画数の数え方や性格診断のやり方を解説

姓名判断で性格が分かる!画数の数え方や性格診断のやり方を解説

記事作成日:2024.08.30
姓名判断で性格が分かる!画数の数え方や性格診断のやり方を解説

姓名判断に興味があるけれど、画数の数え方が難しくて挫折してしまったことはありませんか?
実は画数の数え方には細かいルールがあり、それを理解することでより正確な姓名判断ができるようになります。

そこでこの記事では、姓名判断の基本となる「五格」の知識や画数の数え方、画数で見る性格診断などについて、わかりやすく解説します。

ちょっとしたコツを覚えるだけで、あなたも簡単に名前の画数を数えられるようになりますよ。
姓名判断で画数が良くなかった時に試してみたい対処法もご紹介するため、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

姓名判断とは?基本の「五格」を知ろう

姓名判断は、名前の画数を用いてその人の運勢や性格を読み解く占術です。

姓名判断の基本となるのは、姓名を構成する文字の画数から算出される総格・天格・人格・地格・外格の5つからなる「五格」という要素です。

ここでは「山田太郎さん」を例に、五格について詳しく解説します。

1-1総格(そうかく)

総格は、姓名のすべての文字の画数を合計した数です。「山田太郎さん」の場合、「山」「田」「太」「郎」の合計26画が総格となります。

総格はその人の人生全体の運気や性質、健康運、一生の運勢を総合的に表し、姓名判断の中で最も重要な格とされています。

中年期以降の運勢に影響し、晩年になるほどその影響は大きくなります。
他の格も総格の影響を受けるため総格の吉凶は重要ですが、総格が悪くても他の格に吉があったり、後に解説する陰陽のバランスが良ければ凶運をカバーすることができるため、ご安心くださいね。

1-2天格(てんかく)

天格は、先祖より受け継がれた「姓」の部分の画数を合計した数です。例えば「山田太郎さん」の場合、「山」と「田」の合計8画が天格となります。

天格は家系や家風、遺伝的な要素を表していますが、個人の吉凶を直接判断するものではありません。
ただし、仕事運を見るときには重要な目安となることがあります。天格が吉数であると、家系の運勢が支えとなり、後に解説する「地格」の運勢を助けると考えられています。

なお、「森」「谷」「原」など姓が一字の場合に霊数として1画を加える考え方もありますが、これは流派によるため、どの流派を勉強するかによって異なります。

1-3人格(じんかく)

人格は、姓の最後の一字と名前の最初の一字の合計画数です。「山田太郎さん」の場合、「田」と「太」の合計9画が人格となります。
人格はその人の基本的な運勢を表し、中年期の家庭運や仕事運などに大きく影響します。

また、人格はその人の内面的な性格や才能、健康状態を示す格でもあります。
例えば、人格に9や0の凶数があると、凶運に付きまとわれるという考え方もあります。そのため、姓名判断において非常に重要な要素とされています。

1-4地格(ちかく)

地格は、名前の部分の合計画数です。例えば「山田太郎さん」の場合、「太」と「郎」の合計18画が地格となります。(※)

地格は「基礎運」とも呼ばれ、幼少期からおおよそ35歳頃までの運勢を示します。青年期の運命や適職、恋愛の傾向などを占う際に使います。
また、地格は親から譲り受けた気質や体質、潜在的な素質や能力を表します。地格が良い人は幸運に恵まれ、凶数であれば苦労が絶えない波乱含みの日々を過ごすことになります。

なお、天格と同じく、流派によっては「愛」「圭」「光」など名が一字の場合には霊数として1画を加えて数えます。

※姓名判断では、「郎」の字は「良(7画)」+「おおざと(7画)」で14画として考えます。

1-5外格(がいかく)

外格は、天格と地格の合計画数から人格の画数を引いた数です。例えば「山田太郎さん」の場合、総格(26画)-人格(9画)の17画が外格となります。

外格は「副運」とも呼ばれ、社会運や対人関係、社交性、順応性など、社会生活における環境や周囲の人との関係を見るための格です。
外格が良い人は周囲の環境に恵まれ、社交運が良好とされます。逆に、外格が悪い人は社会に適応しづらいなど、社会に出た際に苦労するかもしれません。

姓名判断の見方は?画数の数え方を解説

姓名判断では画数が重要な役割を果たしますが、普段読み書きしている漢字とは画数が異なることもあります。
ここでは初心者でも気を付けやすい基本知識として、特殊な部首や漢数字、正字の数え方をご紹介しましょう。

2-1特殊な部首の数え方

いくつかの漢字の部首は特別な方法で数えます。以下はその一例です。

部首 画数
サンズイ(氵) 4画 洋(10画)、河(9画)、沼(9画)、清(12画)
クサカンムリ(艹) 4画 草(10画)、葉(13画)、花(8画)、荒(10画)
シメスヘン(礻) 5画 神(10画)、社(8画)、祝(10画)、祐(10画)
コロモヘン(衤) 6画 初(8画)、襟(19画)、補(13画)、裕(13画)
シンニョウ(辶) 4画 透(11画)、近(8画)、遠(14画)、道(13画)

2-2漢数字の数え方

「三田」「五十嵐」「八木」などの漢数字は、以下のように数字そのままの画数で数えます。

漢数字 画数
1画
2画
3画
4画
5画
6画
7画
8画
9画
10画

2-3正字(旧字)の数え方

「充」「賢」「穂」など旧字が使われている場合は、正字の画数を採用します。

例えば、「国」は「國」が正字のため、「国本」「国分」などで使用される「国」は9画ではなく11画として数えます。
また、「恵」は「惠」が正字のため、12画と数えます。「穂」など漢字の一部に旧字が含まれている場合も正字の画数を採用するため、「穂」は17画となります。

以下でいくつかの例をご紹介しましょう。

漢字 画数
7画
15画
15画
7画
14画
20画
14画
12画
8画

人格数の下一桁でわかる性格診断

姓名判断では、人格の下1桁の数字から性格診断が可能です。例えば、人格が23画の場合は、下一桁の「3」から性格を読み解くことができます。

3-1下一桁が「1」の人

人格の下一桁が1の人は、表面的にはおとなしく落ち着いているタイプで、何事も順序立てて確実に物事を進める力があります。
理性的で緻密に考える性格で、一見温和そうに見えても内には強い意志を秘めています。
周囲に合わせつつも、自分の決めた方向へ自然と進めていけることが多いでしょう。

3-2下一桁が「2」の人

人格の下一桁が2の人は、縁の下の力持ち的な存在で「人には絶対負けない」という強い自我を持っています。
我慢強く不動心を持っていますが、思い通りにいかないとひねくれやすく、怒りっぽくなることも。
また、嫉妬心が強くお金への執着がある人もいます。対人関係においては慎重になることを意識しましょう。

3-3下一桁が「3」の人

人格の下一桁が3の人は、活動的でとても活気があるタイプです。感情豊かで敏腕なため、急進的に物事を進めることが多いでしょう。
権力や名声を求めて情熱的に行動し、やり抜く力があります。このため、大成を収める人が多く、周囲からも一目置かれる存在となります。

3-4下一桁が「4」の人

人格の下一桁が4の人は知的でさわやかな人が多く、外見は静かで穏やかに見えますが、内には強い行動力を持っています。
権力や名声を重視し、その知識とトークスキルを生かすことができれば大きな成功を収めることができるはず。
ただし、怒りっぽい面もあるため、その怒りを抑えるのに苦労することもあるかもしれません。感情が高ぶった時にコントロールするスキルも身につけると良いでしょう。

3-5下一桁が「5」の人

人格の下一桁が5の人は、温厚で穏やかでありながらも強い意志を持っており、物事を推し量る能力に優れています。
目上の人からも可愛がられ、同僚や部下にも慕われるなど親しみやすさが魅力です。幸運の波に乗って進むため、大仕事を成し遂げる資質を備えていると言えるでしょう。

3-6下一桁が「6」の人

人格の下一桁が6の人は、性格が温和であったり荒かったりと、人によって大きく異なります。
意地っ張りな一面もあり、親しみやすさと離れやすさの両方を兼ね備えているでしょう。
普段は活動的ではありませんが、急に行動を起こして周囲を驚かせることも。感情の起伏が激しいため、安定した生活を求めることが課題です。

3-7下一桁が「7」の人

人格の下一桁が7の人は鋭い知性を持ち、物事を処理する能力に長けていますが、周囲との協調が苦手です。
強い意志を持ち、一旦言い出したことを曲げることなく、どのような困難にも屈しない実行力や忍耐力があります。
自己主張が強い反面、孤立しやすい一面もあるため周囲とのコミュニケーションに気をつけてみると良いでしょう。

3-8下一桁が「8」の人

人格の下一桁が8の人は、人間的に成熟するのに時間を必要とする傾向にあります。
強い意志があるため困難な問題に直面しても解決して進む力を持っていますが、頑固で大胆な行動に出過ぎることがあり、周りの人と不和になりやすいのが難点。
持ち前のバイタリティを生かし、慎重な判断を心がけることが大切です。

3-9下一桁が「9」の人

人格の下一桁が9の人は活発でエネルギッシュなタイプです。理性が発達しており、知恵も豊富で計画的に物事を進める才能があります。
怒りっぽい一面もありますが、すぐに冷静さを取り戻す切り替えの早さを持っています。
人間関係においては、柔軟性を持つことがポイント。柔軟な対応を心掛けることで、円滑なコミュニケーションが図れるでしょう。

画数の陰陽配列にも注目してみよう

姓名判断では、名前の画数だけでなく、陰陽の配列も重要な要素となります。陽配列とは、画数の「奇数」を陽・「偶数」を陰として分類し、そのバランスを見て吉凶を判断する考え方です。

中国の古代哲学に基づく思想で、世界のあらゆる現象は「陰」と「陽」の2つのエネルギーによって成り立っていると考えます。
陰陽は互いに対立しながらも補完し合う関係にあり、バランスが取れていることが理想です。

理想的な陰陽配列とは、姓名全体で陰と陽がバランスよく配置されている状態です。
例えば陽を◇、陰を◆で表現した場合、名前が以下のように並んでいると運気が上がると考えられています。

3文字の姓名 ◆◇◇
◆◆◇
◇◆◆
◇◇◆
4文字の姓名 ◆◇◆◇
◇◆◇◆
◇◇◆◇
◆◆◇◆
◆◇◆◆
◇◇◇◆
5文字の姓名 ◆◇◆◇◇
◇◆◇◆◆
◇◇◆◇◆
◆◆◇◆◇
◆◇◆◆◇
◇◆◇◇◆
6文字の姓名 ◆◇◆◇◆◆
◇◇◆◇◆◇
◆◆◇◆◇◆
◇◆◇◆◇◇

反対に、以下のように陰陽のバランスに偏りがある姓名は、できれば避けたい陰陽配列だと言えるでしょう。

3文字の姓名 ◆◆◆
◇◇◇
4文字の姓名 ◇◇◇◆
◇◆◆◆
◆◆◆◇
◆◇◇◇
◇◇◆◆
◆◆◇◇
◇◇◇◇
◆◆◆◆
◇◆◆◇
◆◇◇◆
5文字の姓名 ◇◇◇◇◇
◆◆◆◆◆
◇◇◇◇◆
◆◆◆◆◇
◆◇◇◇◆
◇◆◆◆◇
◇◇◆◇◇
◆◆◇◆◆
6文字の姓名 ◇◇◇◇◇◇
◆◆◆◆◆◆
◆◆◆◇◇◆
◇◇◇◆◆◆
◆◆◆◇◇◇
◇◆◆◇◇◇

姓名判断で画数が悪かったときの対処法

姓名判断は、日本では古くから親しまれてきた占いの一つです。

姓名判断がすべてではないとは言え、名前の画数が悪い結果が出た場合は「良くない人生になるのか?」と不安になってしまいますよね。
ここでは、画数が悪かった時に意識したい3つの対処法をご紹介します。

5-1気にしないで過ごす

まずは、姓名判断の結果を気にしすぎないことが重要です。
自己肯定感を高めるためには、自分の強みや成功体験を振り返ることが大切。これにより自信を持つことができ、姓名判断の結果に左右されずに自分を肯定できるようになります。

家族や友人に相談して他の視点からの意見を聞くことで、冷静に状況を捉えることもできるでしょう。
他者の意見は新たな視点に気づくことで、自分自身の思い込みや不安を軽減する助けとなります。

さらに、前向きな考え方を持つことで、姓名判断の結果が気にならなくなることがあります。
毎日の小さな幸せを見つけて感謝することを習慣化し、ポジティブな思考を維持しましょう。

5-2ビジネスネームやペンネームを作る

画数が悪くて気になる場合には、ビジネスネームやペンネームを作る方法もあります。

まずは、ビジネスネームやペンネームを作る目的を明確にしましょう。例えば、仕事運を上げたいのか、人間関係を良くしたいのか、具体的な目標を設定することが重要です。
目標を明確にすることで、新しい名前を選ぶ際の基準がはっきりし、選択肢が絞りやすくなります。

次に、姓名判断の知識を持つ専門家やオンラインツールを使って、良い画数の名前を探します。
新しい名前は、覚えやすく発音しやすいものを選ぶことがポイントです。

また、名刺やSNSで使うことも考えて使いやすい名前を選びましょう。
ビジネスシーンや公共の場で使うことを考慮して見た目や響きの良い名前を選ぶと、周囲からの印象も良くなります。

5-3他の開運方法を取り入れる

姓名判断以外の開運方法を試してみることもおすすめです。

例えば、風水を取り入れて家のレイアウトやインテリアを見直すと運気を上げることができます。特に、玄関や寝室の配置に気を付けると良いでしょう。
風水の原理に従って、エネルギーの流れをスムーズにすることで、家全体の運気が向上するとされています。

また、自分の運気に合ったパワーストーンを身につけると、エネルギーを高めることができます。
例えば、恋愛運を上げたいならローズクォーツ、仕事運を上げたいならタイガーズアイなど、目的に合った石を選んでみましょう。
パワーストーンは自然のエネルギーを取り込み、持ち主に力を与えるとされているため、アクセサリーとして身につけることで運気アップが期待できるかもしれません。

もっと姓名判断について学ぶなら資格取得がおすすめ

姓名判断はとても奥の深い占いです。流派によっても考え方に違いがあるため、きちんと学んで身につけたいと思った方も多いでしょう。

姓名判断について学ぶなら、資格取得を目指すのもおすすめです。
資格の勉強を通して体系的に学習ができるだけでなく、資格取得後は姓名判断アドバイザーや姓名鑑定士のようにプロとして活動することもできます。

例えば、日本占い師協会が認定している姓名判断アドバイザー資格は、姓名判断の基本知識から五格や霊数の考え方、天格の運勢などの知識を身につけることが可能です。
また、日本メディカル心理セラピー協会が認定する姓名鑑定士資格は、姓名鑑定の基本知識にはじまり鑑定方法や特殊な画数、姓名判断と相性などを習得できます。

どちらも受験資格はなく誰でもちゃんレンジできるため、資格合格を目指して勉強してみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、姓名判断の基本知識や画数の数え方、画数から分かる性格診断、陰陽配列などについて詳しく解説しました。

画数の数え方には細かいルールがあるため、部首や漢数字、正字の数え方を知らなければ誤った画数で診断してしまう可能性があります。
よって、姓名判断をする際には五格の知識だけでなく、数え方についてもしっかり知っておくことが大切です。
画数が分かれば、性格診断だけでなく陰陽配列から運気を読み取ることもできます。

もしも姓名判断で画数が悪くても、姓名判断だけで運勢がすべて決まる訳ではありません。
気にしないで過ごすマインドを身につけたり、画数の良いビジネスネームやペンネームを使ったりと工夫しながら、運気アップを目指してみましょう。

より深く学んでみたくなったら、資格取得を目指してみるのもおすすめです。
今回の記事を参考に、自分自身や家族など身近な人の名前で姓名判断を楽しんでくださいね。

日本メディカル心理セラピー協会編集部
心理カウンセラーやカラーセラピーやカウンセリング、整体、リンパケアセラピスト、占い等多岐に渡る資格を認定する日本メディカル心理セラピー協会編集部が運営するコラムです。仕事やプライベートでも役立つ資格が取得できます。ライフスタイルに合わせて柔軟に学べる点が魅力です。
日本メディカル心理セラピー協会

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