カラーセラピストに興味がある!一体どんな仕事なの?
カラーセラピストの資格をゲットするにはどうしたらいいの?
費用はどのくらいかかるの?

今回の記事では、こういったお悩みをお持ちの方向けに、「カラーセラピストとはどんな人なのか」や「カラーセラピストになるにはどうしたらいいのか」また「カラーセラピストという資格」や「活躍の場」について詳しく紹介していきたいと思います。

カラーセラピストとは?

おしゃれでカッコいい響きの「カラーセラピスト」ですが、一体どんな仕事をする人なのでしょうか?

カラーセラピーの施術を行う

カラーセラピストは、「カラーセラピーを施術する人」のことを指します。そもそもカラーセラピーとは、色が持っている色彩効果を利用することで、人間の心身に働きかけて改善する心理療法をいい、うつ病の治療にも用いられているものです。

色を使った心理療法を施す人

このように、カラーセラピストは、色彩効果を使った「色彩療法」によって、人の精神状態を良くする専門家のことを指します。例えば、夜に寝つきが悪いことで悩んでいる人がいるとします。

そんな時には、交感神経が強く作用していて、精神的に興奮状態にあるのが原因と考えられるため、部屋全体を寒色系でコーディネートして、副交感神経に働きかけて気持ちを落ち着かせる、といった対策を取るのがカラーセラピストのお仕事なのです。

カウンセリングをしアドバイスをする

このように、色の力を借りることによって、相談に来た人の心や体を健康に導くことで活躍するのが、カラーセラピストです。ストレス社会と言われている現代社会において、職場や学校、家庭の事で頭を抱えている人は多いと思います。

そんな時、とりあえず誰かに話を聞いて欲しい人も相談に来るかもしれませんので、単に色に関する知識だけを持っていても立派なカラーセラピストとは言えません。まず何よりも、苦しんでいるお客さんの事を労ってあげるという気持ちを持って、相手の話にしっかりと耳を傾けて悩みを聞き取り、必要に応じて施術を行うことができて一人前なのではないでしょうか。

カラーセラピストになるには

それでは、実際にカラーセラピストになるためにはどんな手順を踏めば良いのでしょうか?

資格取得が一般的(絶対に必要な資格はない)

意外なことに、カラーセラピストとしての資格は存在するものの、必須ではないのです。とは言うものの、効果的なカラーセラピーを行うためには、色に関する専門的な知識・技術を身に付ける必要がありますよね。

逆の立場になって、自分がカラーセラピーを受けに行くことを考えてみた時、有資格と無資格のカラーセラピストのどちらの施術を受けてみたいと思うでしょう?相談に来たお客さんに、専門知識に裏付けられたアドバイスをして、信頼関係を築いていくためにも、資格を取った上で施術するのが一般的となっています。

通信講座や通学講座、スクールに通う

そんなカラーセラピストの資格は、通信・通学講座やスクーリングにより取得することができます。また、これらは全て民間が認定する資格ですので、資格の名称や講座の内容・費用・期間などはひとつずつ異なっています。

もしも、カラーセラピストを勉強する上で関連する他の資格も取ったみたいという方がいれば、同時に複数の資格を取得できる講座もあるようですので、調べてみると良いでしょう。カラーセラピストとして1日でも早く活躍したい!という方には、なんと1日で資格がもらえるコースもあるんです。

このように、カラーセラピストの資格講座にはたくさんの種類がありますので、自分の目的や勉強期間、予算などと相談して決める必要があります。

カラーセラピストの資格

先ほど、民間の資格なため数多くの種類があると言いましたが、その中からいくつかピックアップして紹介したいと思います。

日本能力開発推進協会(JADP)

JADPが主催する試験に合格すると、「カラーセラピスト」の資格が与えられます。試験は年に6回開催されていて、1回5,600円(税込)で受験可能で、自宅で気軽に受けられるので忙しい人にも人気があります。

ただし、JADPが認定する一定のカリキュラムを全て修了しないと受験資格がもらえないという条件付ですが、このカリキュラムは全て通信講座で受講できますのでご安心ください。

日本アロマメディカル心理セラピー協会(JAAMP)

JAAMPが主催する資格としては、「カラーセラピー」があります。これは、色が持つ心理的効果や生理的効果を利用して、人間の心身のバランスを整えることができるようになる資格です。

カラーセラピーは誰でも受験でき、試験は年に6回開催されています。試験の形式は在宅受験、合格ラインは全体の70%以上となっている様子です。試験は1回10,000円(税込)かかりますが、予備的な講習を受ける必要もなく、自宅で簡単に受けられる手軽さが人気を呼んでいます。

日本インストラクター技術協会

他にも、JIAが主催する「色彩インストラクター」という資格があります。これは、状況に応じて的確な配色を行うことができるとともに、色に関する知識を一定レベル以上持つ人に与えられる資格です。

こちらも受験資格はフリーで、試験は年6回行われています。試験形式も在宅可能で、合格ラインは満点の70%以上とされています。試験では、色の文化・歴史、日常生活における色の役割などが出題され、めでたく合格した後は、自宅やカルチャースクールなどで講師として活動することができます。

日本デザインプランナー協会主催

この協会が主催するのは「カラーアドバイザー」という資格で、比較的新しくできたものであるため、まだ認知度は低いですが、将来性が期待されている資格です。カラーアドバイザーを取得すると、色が持つ色彩効果の性質や特質を理解して、心身や生活環境を改善したいと悩む人に的確なアドバイスができる専門家になることができます。

この資格も誰でも受けることができ、試験は2ヶ月に1度(年6回)あります。オンラインによる申込みが可能で、受験料は1回10,000円(税込)となっており、在宅受験形式で合格ラインは全体の7割以上とされています。

カラーセラピストが活躍する場

やっとのことでカラーセラピストのテストに合格できて、「色の知識を使いこなして、専門家として活躍するぞー!」と意気込んでいるあなた。「あれっ?資格を取ったけど、どんな場所で使えば良いんだろう?」なんてことのないように、以下で色のスペシャリストとしての活躍の場をいくつかご紹介したいと思います。

サロン

まず、ネイルサロンやエステサロンなどのサロンが挙げられます。ネイルサロンでは、お客さんの気分に合わせたカラーリングを提案することができますし、指は人間が気にしやすい器官であることから、ヒーリング効果を活かしたネイリングもできるのではないでしょうか。

また、エステサロンでは、リラックスして落ち着きたいという方のために、青や緑などその日の気分に合ったカラーを、タオルやアロマランプといった周りの環境に取り入れるといった工夫も可能です。

ファッション業界

また、色の影響が非常に大きいファッションの世界でも、活躍の場はたくさんあると思います。色彩効果を積極的に活用することで、状況に応じたコーディネートをできる力が役立つのではないでしょうか。

例えば、パーティや会合などの社交的な場に出る時には赤やオレンジなどの暖色系を使い、ビジネスの場でクールで落ち着いた印象を与えたい時には青や水色・白を使うなどです。さらに、色々な人の好みに加えて、色が持つ印象・効果を織り交ぜたコーディネートを取り入れることで、自分を思い通りに表現することもできるのではないでしょうか。

インテリア業界

部屋のコーディネート次第で、人の精神状態をコントロールすることができるカラーセラピストは、インテリア業界でも活躍の場があることでしょう。単なるカラーコーディネーターとは異なり、心が求める色を分析することによって人間の深層心理を知ることができるのがカラーセラピストの強みです。

「気分を高めたい」という人には、体温を上げて積極的になれる暖色系のインテリアを揃え、「アイデアがひらめくようにするには?」とお悩みの人には、頭の回転が良くなるオレンジを使います。

「調和のある部屋でリラックスしたい」といった場合には、自己主張が穏やかで協調性のある緑や灰色を取り入れたり、気持ちを落ち着ける効果が持続する青系の環境を作るといった提案が可能なのです。

介護施設

少子高齢化が問題となっている日本社会で、介護施設はますます増えていくことでしょう。そんな中、カラーセラピストの需要が上がりつつあるのが介護施設なのです。高齢者の生活が少しでも明るくなるように、団欒の場やベッド周りなどを元気になれるイエローで飾り付けすれば、みんなで楽しい生活が送れる手助けができるとは思いませんか?

また、施設内で行われるレクリエーションの際にも、色の力を使った演出を工夫すれば、高齢者の方々もきっと喜んでくれることでしょう。

カラーセラピストの仕事と資格まとめ

今回の記事を読んで、カラーセラピストとはどんな仕事をする人であるのか、資格の取得方法、活躍している場所などがわかります。カラーセラピストは、通信講座でも取得できる手軽さや、ストレス社会において癒しを求める人が多い中、サロンやインテリア業界だけでなく、主婦層にも人気の資格となっています。