カラーセラピストになるには?必要な資格や仕事内容を解説

色には心を癒したり、気持ちを表現したり、気持ちを変えたりなどの効果があります。
最近では色に関心を持つ人が増えていると同時に、人の心を癒す効果があると注目されています。 カラーセラピストは、色が持つ心理的効果を利用して人の心理状態を読み解き、人の心身を癒すことを目的としています。 カラーセラピストとはどんな仕事なのか、どんな資格があるのかを解説していきます。- 目次
- 1. カラーセラピストとは?どんな職業なのか?
- 2. カラーセラピストになるにはどうしたらいいか?
- 3. カラーセラピストの仕事内容と活躍分野
- 3-1. 3-1カラーセラピストの主な仕事内容
- 3-2. 3-2ネイルサロン・エステサロン(美容関係)
- 3-3. 3-3アパレル関係
- 3-4. 3-4インテリア業界
- 3-5. 3-5福祉関係
- 3-6. 3-6サロンを開業
- 4. カラーセラピストに向いている人
- 4-1. 4-1人の話を良く聞ける人
- 4-2. 4-2客観的に物事を見れる人
- 4-3. 4-3コミュニケーション力がある人
- 5. カラーセラピストの代表的な資格
- 5-1. 5-1色彩検定
- 5-2. 5-2カラーコーディネーター
- 5-3. 5-3カラーセラピー
- 5-4. 5-4色彩インストラクター
- 5-5. 5-5カラーアドバイザー
- 6. 特におすすめな資格はこれ
- 7. おすすめ資格講座はこの2つ
- 7-1. 7-1カラーセラピー3資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング
- 7-2. 7-2カラーセラピー資格取得講座 | SARAスクールジャパン
カラーセラピストとは?どんな職業なのか?

カラーセラピーとは別名「色彩療法」とも呼ばれています。
色が人の心に与える様々な効果を利用して精神面でのケアや、ライフスタイルの向上、自分自身の気が付かなかった面がわかります。 カラーセラピーを行う際はカラーボトルやカラーカードを使い相談者に選んでもらいます。 選んだ色から心を読み取り、相談者の悩みを解決していきます。 色の持つイメージや心に与える影響を利用し、悩みを解決していくのがカラーセラピストと言います。 さらには普段身に着ける色、生活に取り入れたほうが良い色や、色の取り入れ方などをアドバイスすることも仕事になります。カラーセラピストになるにはどうしたらいいか?
カラーセラピストとして活動するにあたり、決まった資格を持たないと名乗れないというわけではありません。 しかし、カラーセラピストになるためには色彩学から心理学などの様々な知識が必要になってきます。
カラーセラピーには主に以下の知識が必要です。- ・色彩学
- ・色の持つ意味
- ・色の歴史
- ・色が人に与える影響
- ・色を使ったカウンセリング方法
カラーセラピストの仕事内容と活躍分野

カラーセラピストの具体的な仕事内容や活躍分野はどうなのでしょうか。
カラーセラピストが活躍できる職場は以下の通りです。- ・ネイルサロンやエステサロン(美容関係)
- ・アパレル関係
- ・インテリア業界
- ・福祉関係
- ・サロンを開業
3-1カラーセラピストの主な仕事内容
カラーセラピストの主な仕事内容は、色を使い人の心を癒すことです。カウンセリングサロンなどに相談に来た方にカウンセリングを行います。
カラーボトルやカラーカードから、相談者が今気になる色はどれなのかを選んでもらうことでその人の心の状態を読み取ります。 選んでもらった色から導き出した精神状態に対してアドバイスを行い悩みを解決したり、癒したりします。 また、相談者に取り入れたほうが良い色のアドバイスも行います。 服装やインテリア、持ち物などそれぞれにあった色を取り入れることにより、生活の質も向上させられるのです。3-2ネイルサロン・エステサロン(美容関係)
カラーセラピストの知識は、ネイルサロンやエステサロンなどの美容関係とは、とても相性が良い知識です。
美容関係のアドバイスをするためには、その人の希望はもちろん、悩みを解決してあげることも目的の一つです。 カラーセラピストで得られた知識を使い、色を使ったアドバイスによって悩み解決へと導きます。 好きな色だけではなく、人に与える印象も変えられるので、美容関係の仕事をしている人には活かせる知識になります。3-3アパレル関係
カラーセラピストが活躍できる分野として、アパレル関係もあります。
普段身に着けるものは洋服やカバンや靴などですが、その色はとても重要な要素です。 服の色でその日の気分を変え、人に与える印象も大きく変えられます。 どんな場面でどんな風になりたいかなど、詳しく聞き出すことで、その人に合った色の提案ができます。 カラーセラピストとして活躍できるとてもおすすめの分野です。3-4インテリア業界
インテリア業界でもカラーセラピストに知識は役立ちます。
例えば明るい色の壁なら、部屋が広く見え、開放的な気分になれます。 逆に暗い色の壁なら、部屋は狭く感じ、落ち着いた雰囲気になります。 このように、色一つで部屋の雰囲気は全く違ったものになるのです。 そのためインテリア業界ではカラーセラピストの知識を活かせるのです。 一般的な住宅のインテリアだけではなく、飲食店やお店、オフィスなどにもこうした知識は役立てられます。 どんな雰囲気のお店にしたくて、どういったお客さんがターゲットなのかを聞き出しイメージに合ったお店作りの手伝いができるのです。 色はインテリアには欠かせない重要な要素だと言えますね。3-5福祉関係
カラーセラピストの知識は福祉関係にも役立てられます。例えば医療現場でも、色を使ったメンタルケアの活躍場面は多いです。
普段白や青などの色が多い医療現場ですが、患者さんにとっては色があまりない場所では、気持ちが沈んでしまうことも多いです。 そうした中で色の効果を使い、不安を解消してあげられます。 また、高齢者施設関係でもカラーセラピストの知識は役立ちます。認知症予防に色を取り入れることは重要です。 色の効果を使うことで脳を活性化させたり、メンタルケアを行ったりできるため、こうした福祉関係ではとても役に立つ知識となっています。3-6サロンを開業
カラーセラピストとして独立したい方はサロンを開業するのもおすすめです。
サロンを開業すると、よりカラーセラピストとしてお客さんの悩みを解決できるため、様々なアドバイスを行えるようになるでしょう。 また、スクールを開催すれば自分の知識を人に教えることもできるため、より活躍の場が広がります。 しかし、いきなり開業をするのは簡単ではありません。まずは実績を作るために知識を活かせる仕事をしてからサロン開業を行う方が良いでしょう。カラーセラピストに向いている人

カラーセラピストに向いている人とはどんな人なのでしょうか。
カラーセラピーも人の心を癒すことを目的としているため、自分勝手な人にはあまり向いていないでしょう。 具体的にカラーセラピストに向いている人の特徴は以下の通りです。- ・人の話を良く聞ける人
- ・客観的に物事を見れる人
- ・コミュニケーション力がある人
4-1人の話を良く聞ける人
カラーセラピストは人の心を癒す仕事です。まずは人の話をよく聞いてあげることから始まります。
その人がどんな気持ちなのか、何をしているのか、どんな希望があるのかなど詳しくカウンセリングしていく必要があります。 そこからどんな色が必要なのをアドバイスしていくため、人の話をよく聞ける人が向いてます。 逆に自分の話ばかりしてしまう人や他人にあまり興味がない人には向いていない職業です。4-2客観的に物事を見れる人
カラーセラピストに向いている人としては客観的に物事を見れる人が向いています。
なぜなら、主観でものを押し付けたりしてしまうと、なんの解決にもならないからです。 また、相手に感情移入しすぎても的確なアドバイスができません。 常に冷静に物事見極め的確なアドバイスができる人が向いている職業だともいえます。4-3コミュニケーション力がある人
カラーセラピストは話すことが仕事です。
人と話をすることや関わっていくことが好きな方には向いている職業でしょう。 カラーセラピーを行うためには、その人の悩みや希望を聞いてあげることはもちろんのこと、信頼関係を築くためにいろいろな話をすることも重要なのです。 話を聞くことはもちろん、自分から相談者の話を聞き出すことや、話しやすい雰囲気を作ることも大切なのです。カラーセラピストの代表的な資格

資格はカラーセラピストになるための知識や、信頼性をつくるためには欠かせません。
カラーセラピストになるためにおすすめの、代表的な資格を紹介します。 カラーセラピストになるための代表的な資格は以下の5つになります。- ・色彩検定
- ・カラーコーディネーター
- ・カラーセラピー
- ・色彩インストラクター
- ・カラーアドバイザー
5-1色彩検定
色彩関係の資格では有名なのが「色彩検定」です。
3級~1級、UC級のレベルに分かれています。 もっとも難易度が高いのが1級です。 1級では筆記試験だけではなく実技試験も含まれます。 そのため他の級よりも難易度が高いのです。 しかし、1級まで保有していると、色彩関係のプロフェッショナルと認められます。 本格的に色彩の勉強をしたい、仕事にしていきたいと考えている方は1級取得を目指しても良いでしょう。 あまり聞きなれない「UC級」というレベルも存在します。 この級は新設されたもので、色のユニバーサルデザインを理解しているのかを問われる級となっています。 難易度自体はそれほど高くありません。 基本的には3級~1級までの保有で良いとは思いますが、今後の需要をみてユニバーサルデザインについても知識を深めたいという方は取得しても良いでしょう。5-2カラーコーディネーター
カラーコーディネーター検定とは、東京商工会議所が主催の検定試験になります。
比較的知名度も高く美容系、インテリア関係、ファッション関係への就職には有利になるでしょう。 用意されているレベルは「スタンダードクラス」と「アドバンスクラス」となります。階級としては「アドバンスクラス」の方が上です。 この資格の所有により、色彩についての幅広い知識が身についていることの証明になります。 幅広い分野で役に立つ資格になるため、就職や転職活動を考えている方は取得しても良いでしょう。5-3カラーセラピー
カラーセラピー資格はカラーセラピー(色彩療法)についての資格です。
カラーセラピストを目指したいと考えている人には、所有しておいた方が良い資格になります。 受験資格も特に決まりはなく、誰でも受験できます。 インターネット申し込みができることや在宅受験ができることから、仕事で忙しい人や子育て中の忙しい方でも受験できるので、とてもおすすめです。 色の持つ効果や意味を理解して、誰かの悩みを解決していきたいと考えている人は、取得しておくと良いでしょう。5-4色彩インストラクター
色彩インストラクターとは、HSV色空間、HSVカラーモデル、HSBカラーモデル、色相、彩度、明度、色味、色のコントラスト、ハレーション、色覚異常の方に配慮した配色など、色についての詳しい知識があることを証明する資格になります。
色の持つ性質を理解して取り入れることで気持ちを高ぶらせたり、落ち着かせたりと色彩心理学を使えるプロフェッショナルと呼ぶにふさわしい知識が身につけられます。 色を使いメンタルケアやアドバイスをするカラーセラピストになりたい人にはこちらの資格も取得しておくといいでしょう。5-5カラーアドバイザー
カラーアドバイザーとは色の持つ特徴や性質を理解し、的確なアドバイスができる人に認められた資格になります。
活躍できる分野も幅広く、ファッション業界やインテリア業界、美容業界など様々な分野で活躍できる資格となるでしょう。 こちらもインターネットでの申し込みと受験が可能なため、在宅で受験が可能です。 普段仕事で忙しいけどスキルアップを目指したいという方にはとてもおすすめです。特におすすめな資格はこれ

カラーセラピストになるために特におすすめな資格は「カラーセラピー資格」になります。
理由はカラーセラピストになるための知識をしっかりと学べることです。 色彩関係の資格はたくさんありますが、こちらの資格は「カラーセラピー」について特に知識を深められます。 色彩についての基本的な知識から、色が持つ意味合いや効果、性質といったものを理解して相談者の心を癒し、解決に導いていくことができるようになります。 色についてはとても奥が深いため、専門的に勉強することによって「カラーセラピー」を専門とした知識を付けておきたい人や信頼性を得たいと考えている方は、是非「カラーセラピー資格」を取得してみてください。 また、インターネットからの申し込みや受験が可能なこともおすすめのポイントになりますよ。 インターネットからの受験であれば全国のどこにいても受けられます。 わざわざ試験会場に出向く必要がないため、交通費や休みを取ってまで会場に向かわなくても済むのです。 資格試験によっては都会でしか開催されないものなどもありますよね。 そうした場合、地方に住んでいる人にとっては試験を受けに行くだけでも大変です。 そうした手間がないことは、地方に住んでいる方や忙しい人にとっては、とてもメリットを感じられるでしょう。おすすめ資格講座はこの2つ
カラーセラピー資格を取得するためには通信講座がおすすめです。
独学でも可能ですが、どうやって勉強したらいいのか分からない、どんな教材を使って勉強したら良いのか分からない、一人では勉強が進まない、なんて方も多いのではないでしょうか。 わざわざ、専門学校やスクールに通うにしても時間やお金が負担になりますよね。 そんな方のためにカラーセラピー資格取得のためのおすすめ通信講座を紹介します。 「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクール」の2つの講座が特におすすめです。7-1カラーセラピー3資格取得講座 | 諒設計アーキテクトラーニング
諒設計アーキテクトラーニングなら「カラーセラピー」、「色彩インストラクター」、「カラーアドバイザー」の3つの資格が同時に取得可能です。
在宅で勉強できる上に最短2カ月で取得可能です。ゆっくり勉強しても6カ月で卒業できるので忙しい人にもおすすめ。 講座は「基本講座」と「スペシャル講座」の2つが用意されています。講座の種類 | 受講料 | 期間 | 特徴 |
基本講座 | 59,800円 | 6カ月(最短2カ月) | 添削5回 試験に合格で3つの資格取得可能 |
スペシャル講座 | 79,800円 | 6カ月(最短2カ月) | 添削5回+卒業課題1回 試験免除で3つの資格取得 |
7-2カラーセラピー資格取得講座 | SARAスクールジャパン
SARAスクールでも「カラーセラピー」、「色彩インストラクター」、「カラーアドバイザー」の3つの資格が取得ができます。
こちらも「基礎コース」と「プラチナコース」の2つのコースが用意されています。講座の種類 | 受講料 | 期間 | 特徴 |
基礎コース | 59,800円 | 6カ月(最短2カ月) | 添削5回 試験に合格で3つの資格取得可能 |
プラチナコース | 79,800円 | 6カ月(最短2カ月) | 添削5回+卒業課題1回 試験免除で3つの資格取得 |
癒やしの資格
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鉱石セラピスト
鉱石セラピストとして、宝石に関する基本的な知識を有していることを認定されます。宝石の基礎知識、宝石の歴史、宝石の種類、宝石の色、宝石のカットの方法、宝石の加工・処理の方法、例えばブリリアンカットやステップカット、アンカットダイヤモンド、含侵処理、着色処理など、宝石に関する幅広い知識を有していることが証明されます。
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ストレスカウンセラー
ストレスカウンセラーとは、感情と上手く付き合う方法や、アンガーマネジメントなどの心理トレーニングを活用したストレス対処法、現代社会におけるストレスやその原因に対処できるストレスマネジメント能力などの知識を十分に理解された方へ認定されます。対人関係やコミュニケーションの取り方、ストレスとの付き合い方に悩む方など幅広い層に人気のある資格です。
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メディカルハーブカウンセラー
メディカルハーブカウンセラーとは、ハーブによるリラックス効果・リフレッシュ効果・デトックス効果など、ハーブの効能に対しての知識を持ち合わせ、ハーブを用いたカウンセリングを行う技術を持ち合わせた人へ認定されます。資格取得後は、各種サロンにて活躍出来るのは勿論、自宅やカルチャースクールなどで講師活動ができます。
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カラーセラピー
カラーセラピーとは別名、色彩療法といい、色の生理的効果や心理的効果を使い心身のバランスを取る事を目的にした療法です。試験では色の効果、原理、色の活用方法が問われます。資格取得後は、カラーセラピストとして活躍する事が出来ます。
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アロマセラピスト
アロマセラピストとは、アロマオイルの種類、アロマトリートメントなど、アロマに関する一定以上の知識を持ち合わせた人へ与える資格です。一般的なアロマについての知識や、その種類・効果、芳香剤、アロマバスなどについての応用方法。アロマを用いたスキンケア、香水づくり、アロマトリートメントやアロママッサージ、アロマオイルのブレンド方法やハーブとの組み合わせなど。