ピラティスに適した服の選び方

ピラティスに適した服の選び方

記事作成日:2024.06.11
ピラティスに適した服の選び方

ピラティスを始めてみたいけれどどんなウェアを選んでいいかわからない人、また、自分にあったウェアを探すのが難しいと感じている人も多いと思います。ヨガウェアはたくさん売っているけれど、ピラティスウェアはなかなか聞かないから、どこで買っていいかわからないと感じている人もいらっしゃるかもしれませんね。
エクササイズをする上で、もちろん動きやすいことが第一条件ですが、それ以外にもたくさんポイントがあります。今回は、そんなピラティスを行うのにぴったりの服装についてご紹介します。

目次

ピラティスに適した服装とは?

1-1基本は動きやすい服装

ピラティスは基本的には運動をする時の服装を考えていただけるとイメージが湧きやすいかと思います。そのため動きやすいことが一番大切です。

1-2決まりはなくTシャツと短パンなどでOK

特にルールはありませんので、特別服装は気にしない方は、Tシャツやタンクトップに短パンでも問題はありません。 男性は、女性のようなぴっちりとしたヨガパンツに抵抗があるかもしれませんので、スパッツにハーフパンツなどを上から履くと動きやすいのではないでしょうか。

1-3伸縮性と吸湿性があるものがベスト

次に大事なことは、伸縮性です。ピラティスの動きは、関節を伸ばしたり曲げたりするストレッチ要素、そして体をひねる動きもたくさんあります。そのため、服に伸縮性がないと正しい動きができない可能性が出てきます。伸縮性のないジーンズを履いて運動する人は、なかなか見たことがないかと思います。
汗などを吸収する生地もオススメです。科学繊維を使ったウェアもたくさん販売していますが、コットンなどの吸湿性が高い素材の生地を使ったウェアも販売されています。

1-4ショップでピラティスウエアも販売されている

特に最近は、スポーツ専門店のホームページやネットショップでもピラティスウェアが販売されているので、前より手に入りやすくなりました。

ピラティスセラピスト(ピラティス資格)はこちら

ウェア選びの必須ポイント

2-1伸縮性のある生地

すでにお伝えしたように、伸縮性のある生地はとても大事です。ヨガのようにピラティスも大きく動いたり、ストレッチをしたりすることが多いエクササイズですので、ジーンズのような伸びにくい生地で運動すると、ストレッチの最大効果を得ることができません。
最大効果が得られないだけでなく、躓いたりして体を傷める原因になる可能性もありますので、必ず伸縮性のあるウェアを選ぶようにしましょう。

2-2生地が薄いもの

運動となるとジャージをイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、ジャージやパーカー生地は比較的厚く、肘や膝などの関節を曲げにくかったり、また裾が邪魔になったりするという難点があります。さらに重みがあるので、バランスを取るような動きになると、うまくバランスを取ることができないかもしれません。
繊細な動きを出すために、薄めの生地のウェアを選ぶといいでしょう。

2-3装飾がついていない

ボタンやファスナーは動きに集中するときに邪魔になることがあります。
例えば、髪の長い女性などは、ファスナーに髪が引っかかることも考えられます。さらに、ファスナーやボタンは、マットや床を無駄に傷つけてしまうこともありますので、できるだけシンプルなウェアを選ぶことが大事です。
また、音が出るウェアも、集中できなくなる可能性があるので避けたほうが良いでしょう。フード付きのパーカーも、防寒着として使用することは好ましいですが、エクササイズの時間になったら脱いでおくことをお勧めします。

2-4体にフィットするもの

ヨガパンツなど、体のラインを出すのが恥ずかしい方も多くいらっしゃるかもしれませんが、ヒラヒラとしたウェアや、すぐにめくれたりするウェアは、逆に動きを妨げやすくなります。体にフィットしたウェアを身に付けることによって、インストラクターにも体のラインがはっきりとわかりやすくなり、正しい姿勢に近づけることができます。
もしそれでも恥ずかしいという方は、スパッツの上にハーフパンツやスカートを履くなどして工夫しましょう。

ピラティスセラピスト(ピラティス資格)はこちら

楽しく続けるウェア選び

3-1デザイン性のあるウェアで楽しくおこなう

形から入る人が多いように、ヨガやピラティスもウェアがカッコいいとやる気の出方がとても違います。特に女性用のウェアには選択肢がとても多く、カラフルな生地もたくさんあります。
ウェアも、機能性やデザイン性を重視した高いものから、ピラティスを始めたばかりの初心者向けのお手頃の値段まで幅広く揃っていますが、何よりも大事なことは伸縮性と吸湿性の高いウェアを選ぶことです。

3-2体温管理しやすいサポートウェアを用意

ピラティスは静かにエクササイズしているように見えますが、体は汗をかいています。だからこそ、特に温度差のある冬は防寒着も着用しましょう。終わった後は暑いけれど、寒い外に出て風邪を引いてしまったら本末転倒です。
・着脱しやすいトップス、アウター
ピラティスウェアの中に重ね着してしまうと、もしエクササイズ中に暑くなって脱ぎたくても脱げないため、前開きのジャケットなどを着用し、ウォーミングアップが終わって、体が温まったら脱ぐというのがベストです。ここでも、あまり装飾が尽きていないジャケットの方が、動きにも集中できるかと思います。
・寒い時はレッグウォーマー
女性は特に足元が冷えやすい人も多いかと思いますので、床暖房などのない施設、例えば体育館などでピラティスを行う場合は、レッグウォーマーなどを着用することで、下半身を冷やさないようにすると良いでしょう。ファッションにもプラスになりますし、血行が良いと運動の効果も出やすくなります。

3-3下着にも気を遣う

下着もスポーツ用下着の着用をお勧めします。女性は特に下着にワイヤーが入っていると、ストレッチ中に痛みを感じることがあるかもしれません。スポーツブランドの出しているスポーツブラでもいいですし、または伸縮性がありワイヤーの入っていない下着を選ぶと、窮屈感なくエクササイズに集中できます。
体にフィットした下着などを履くと、下着のラインも気になりますが、上からショートパンツやスカートを履いてもいいですし、ラインが出にくいシームレスパンツを着用しても良いかと思います。

3-4爪や小物にも配慮しよう

これは忘れがちなことですが、もちろん身だしなみもウェアの1つです。長い爪は怪我の元となるので、短く揃えておきましょう。
時計やネックレス、そしてブレスレットや大きなイヤリングも集中力の妨げになりやすくなります。指輪も、指や手首に均等に力を入れることができない可能性が出てくるため、エクササイズが始まる前に取っておくと良いでしょう。

ピラティスセラピスト(ピラティス資格)はこちら

ピラティスに適した服の選び方のまとめ

ピラティスを始める上で、ウェアはとても大事な要素です。ピラティスに適していない服装は、動きを妨げてエクササイズの効果を出さなくなるだけでなく、怪我にも繋がりやすくなります。
ウェアに対して特にこだわりがない人は、とにかく伸縮性と吸湿性の高い薄い生地であれば問題はありません。ピラティスを始めるには、少し体にフィットしたコットンのTシャツと短パンで十分です。
もし、自分にあった素敵なピラティスウェアを見つけたい場合は、ネットショップでも購入できますし、もちろんスポーツ専門店で試着してみるのもお勧めです。
それでも何を着ていいか悩むという方は、レッスン中にピラティスのインストラクターにどのブランドがいいか相談してみたり、あるいはインストラクターの着ている服を真似して見たりするのもおすすめですよ。
レッスンの前に、個別にカウンセリングをしてくれるインストラクターもいらっしゃると思いますので、そういった機会に質問してみるのも良いかもしれません。
正しいウェアや自分にあったウェアを見つけることは、ずっとピラティスを続けていくモチベーションにも繋がります。1週間行って終わり、にならないように、ご自身にあったウェアを是非見つけてください。

日本メディカル心理セラピー協会編集部
心理カウンセラーやカラーセラピーやカウンセリング、整体、リンパケアセラピスト、占い等多岐に渡る資格を認定する日本メディカル心理セラピー協会編集部が運営するコラムです。仕事やプライベートでも役立つ資格が取得できます。ライフスタイルに合わせて柔軟に学べる点が魅力です。
日本メディカル心理セラピー協会

上へ戻る

在宅受験で資格が取れる!
ピラティスセラピスト資格を詳しくみる