アダルトチルドレンとは?代表的な特徴と原因、治療方法まで解説!

アダルトチルドレンとは?代表的な特徴と原因、治療方法まで解説!

記事作成日:2025.08.08

「なんだか生きづらい」「人間関係がうまくいかない」

そんな悩みを抱えていませんか?その背景にはアダルトチルドレンという概念が関わっているかもしれません
アダルトチルドレンは幼少期の家庭環境が大人になっても影響を与え続ける状態を指す考え方です。
本記事では、アダルトチルドレンの基本的な概念から特徴、原因、そして回復に向けた治療方法まで、心理学の専門知識をもとに分かりやすく解説します。自分自身や身近な人を理解するための第一歩として、ぜひ参考にしてください。

目次

アダルトチルドレンとは?

アダルトチルドレン(Adult Children、AC)は、近年心理学やメンタルヘルスの分野で注目を集めている概念です。現代社会で多くの人が抱える生きづらさや対人関係の悩みを理解する重要な枠組みとなっています。

1-1アダルトチルドレンとは何か?

アダルトチルドレンとは、機能不全家族(dysfunctional family)で育ったことにより、成人後も心理的影響を受け続けている人々を指します。医学的診断名ではなく、自己理解や回復のためのツールとして用いられています。

元来は「Adult Children of Alcoholics(ACoA)」、つまりアルコール依存症の親のもとで育った子どもを表現する言葉でしたが、現在では、身体的虐待、精神的虐待、ネグレクト、過度の管理、共依存関係など、様々な不適切な養育環境で育った人々全般を指します
これらの環境で育った人は、愛着障害や複雑性PTSDといった心理的課題を抱え、成人後も対人関係や自己肯定感で困難を経験する傾向があるとされています。

1-2アダルトチルドレンはなぜ今注目されるのか?

現代でアダルトチルドレンが注目される背景には、複数の要因があります。

まず、精神疾患患者の増加です。厚生労働省の統計によると、うつ病や不安障害の患者は年々増加しており、メンタルヘルスケアへの関心も高まっています。従来の医学的治療では根本解決に至らないケースが多く、幼少期のトラウマに着目したトラウマインフォームドケアが重視されるようになりました。

もう一つは価値観の変化です。終身雇用制度の崩壊や個人主義の浸透により、「家族のために自分を犠牲にする」従来の価値観から、「自分らしい生き方を追求する」価値観への転換が進んでいます。多くの人が「なぜ生きづらさを感じるのか」という疑問を抱くようになり、アダルトチルドレンの概念は、こうした悩みに新たな視点を提供しています。

参考:精神疾患を有する外来患者数の推移(疾患別内訳)|厚生労働省

アダルトチルドレンの原因

アダルトチルドレンの原因

アダルトチルドレンが形成される原因には、幼少期から青年期にかけての家庭環境における深刻な問題が存在します。主な原因としては以下が挙げられます。

● 親の依存症(アルコール・薬物など)
● 虐待やネグレクト(身体的・心理的・性的虐待、養育放棄)
● 機能不全家族での生活
● 過度な期待や制御、毒親による養育
● 経済的困窮や貧困
● 家族構造の不安定性(離婚・死別・家族構成の変動)

アダルトチルドレンの原因になるこれらの体験について、代表的なものを5つ解説していきます。

2-11. 虐待やネグレクト

虐待・ネグレクトを受ける環境で育った子どもは、生存戦略として感情抑制や過度の順応性を身につけますが、これが成人期の対人関係困難の根源となることが多いのです
身体的虐待では殴打や蹴りなど直接的な危害が、心理的虐待では継続的な罵倒や人格否定、無視などがあります。性的虐待は不適切な性的接触や性的コンテンツへの暴露などを含み、ネグレクト(養育放棄)は、教育機会の剥奪、基本的生活必需品の不提供、医療ネグレクトなど、子どもの基本的ニーズを満たさない状態です。

2-22. 親のアルコール・薬物依存など機能不全家族

機能不全家族とは、家族間の健全な情緒的サポートや相互尊重が欠如した家族システムを指します。親の依存症や精神的不安定により、子どもが親の世話をする「親子役割逆転」が生じることもあります。
このような環境では、子どもは予測不可能な状況に常に対処しなければならず、慢性的なストレス状態に置かれます。結果として、過度の責任感や他者への過剰な配慮、自分のニーズを後回しにする傾向などが形成され、成人後の人間関係に影響を与えるのです

2-33. 親の過度な期待や過保護・毒親

毒親とは、子どもの健全な成長を阻害する有害な養育行動を示す親を指します。過干渉により子どもの自主性を妨げたり、完璧主義的な高い期待を課したりします。
また近年では、子どもの発達特性や個性を理解せず、画一的な基準で評価する不適切な養育も問題となります。発達障害や敏感な気質を持つ子どもへの厳しい叱責は、自己肯定感を著しく低下させます。
こうした環境で育った子どもは、他者の承認を過度に求める傾向や完璧主義的思考パターンを身につけ、成人後も自己価値の確立に困難を抱えることが多いのです

2-44. 経済的困難や貧困

家庭の経済的困窮は、物質的欠乏だけでなく家族関係や子どもの心理発達に多面的な影響を与えます。慢性的な経済的ストレスは親の精神的余裕を奪い、子どもへの適切な関わりが困難になります。加えて、教育機会や医療アクセスの制限、社会的孤立も生じやすくなります。
子ども自身も同年代との物質的格差から劣等感や恥の感情を抱きやすく、自己肯定観の形成に悪影響を与えます。さらに、経済的理由により子どもが家事労働や家計支援を担う、いわゆる「ヤングケアラー」の状況では、本来の自然な発達課題への取り組みが妨げられることもあります。

2-55. 親の離婚や死・家族構成の変動

親の離婚や死による家族構造の突然の変化は、子どもにとって重大な心理的外傷となる場合があります
親の離婚では両親間の対立を目の当たりにすることによる心理的負担や、住環境・経済状況の変化による影響があります。まだ未熟な子どもは、離婚の原因を自分のせいだと感じる自責感を抱くことも少なくありません。親の死別では深い悲嘆反応とともに、残された親の精神状態不安定化が問題となります。再婚や祖父母との同居などの家族構成変動も新たな適応課題です。
これらの体験は愛着関係の不安定化を招き、成人後の対人関係における信頼感構築や親密性維持に困難をもたらすことがあります

アダルトチルドレンの特徴と症状

アダルトチルドレンの特徴と症状

アダルトチルドレンの特徴や症状は、その人が抱えてきたトラウマ体験や育った環境によって多様に現れます。しかし、共通して見られる心理や行動パターンも存在し、これらは社会生活や人間関係の場面で発生します。

3-1アダルトチルドレンの典型的な特徴

アダルトチルドレンが示す特徴の根底には、「自尊心の低さ」という共通要素があり、それに伴う以下のような特徴が典型的に見られます

● 慢性的な自己肯定感の欠如や価値観の混乱
● 人間関係における過度な依存性、または極端な距離感の保持
● 感情調整の困難さと情緒不安定性
● 完璧主義的傾向、または無気力・無関心状態
● 過剰な責任感や自己犠牲的行動パターン
● トラウマ記憶の侵入的想起や回避行動

3-2社会生活・人間関係への影響

アダルトチルドレンの心理的特性は、職場、友人、恋愛、家族関係など、生活全般にわたって影響を及ぼします。特に対人関係スキルの未発達や境界線設定の困難さから、様々な場面で適応的な困難を経験することが多いです。

自尊心の低さから人に依存してしまう

自己価値感の欠如により、アダルトチルドレンは自分の存在意義を他者からの承認や愛情で補おうとする傾向があります。この心理メカニズムにより、相手に過度に合わせたり従属的な関係性を築きやすくなります。
また共依存関係*にも陥りやすく、健全な相互関係の構築が困難になることもあります。

*相互に依存し合い自立を阻害する関係性

仕事場での過度なストレスや緊張

職場では完璧主義的傾向や不要とされることへの恐怖から、過度な責任を背負い込んだり、同僚や上司の期待に過剰に応えようとする行動パターンが見られます
「ノー」と言えない性質により業務過多に陥りやすく、慢性的なストレス状態や燃え尽き症候群のリスクが高まります。また対人緊張や評価不安により、本来の能力を発揮できないケースも多くあります。

うつ病などの二次障害にかかりやすい

継続的な生きづらさやストレス蓄積により、アダルトチルドレンはうつ病、不安障害、摂食障害、依存症などの二次的精神疾患を発症するリスクが高いとされています。さらには、境界性パーソナリティ障害や心的外傷後ストレス障害(PTSD)などの診断基準を満たす場合もあり、専門的な治療介入が必要となることに繋がります。

アダルトチルドレンの代表的な6つのタイプ

アダルトチルドレンの代表的な6つのタイプ

アダルトチルドレンは6つの代表的なタイプに分類され、どのタイプも共通して自尊心の低さと他者への過度な配慮という特徴を持ちます
アダルトチルドレンの克服において重要なのは、まず自分自身を客観視することです。多くの場合、成人になるまで自身の育った環境の特殊性や担っていた役割に気づかずに生きています。

4-11.ヒーロー(英雄)

ヒーローは、家族の期待に応えるため学業や運動で優秀な成績を収めようと努力するタイプです。外見上は真面目で責任感の強い模範的な子どもに見えますが、その動機は自己実現ではなく親からの承認欲求や叱責への恐怖から生まれています。
完璧主義的な傾向が強く、挫折や失敗に直面した際に心理的な脆さを露呈することがあります。成人後も成功への執着が強い一方で、内面的な満足感を得にくい特徴があります。

4-22.スケープゴート(いけにえ)

スケープゴートは家族内で「問題児」や「悪者」の役割を担うタイプです。敢えて問題行動や反抗的な態度を示すことで、家族の注意を自分に向け、他の問題から目を逸らさせようと努めます。
本人も無意識の内に家族の怒りや不満の矛先となることで、より大きな「家族の崩壊」を防ごうとします。成人期においても自己評価が低く、自己破壊的な行動パターンを繰り返す傾向があります。

4-33.ロストワン(いない子)

ロストワンは家族との関わりを最小限に抑え、存在感を消すことで傷つくことを避けようとするタイプです。「透明人間」のように目立たず静かに過ごし、家族からも忘れられがちな存在となります。
自己表現を抑制し、自分の感情や欲望を隠すことで安全を確保しようとします。このタイプは他のタイプと比べてアダルトチルドレンとしての自覚を持ちにくく、成人後も孤立感や社会的スキルの不足に悩むことが多いとされています。

4-44.ケアテイカー(世話役)

ケアテイカーは家族の世話や家事を献身的に引き受け、家族機能の維持に努めるタイプです。自分のことを後回しにしてでも他者の面倒を見ることで、自己の存在価値を見出そうとします。
過度な献身の背景には、世話をすることへの依存や承認欲求があります。成人後も他者への過剰な配慮を続けがちで、それが「お節介」として捉えられ人間関係のトラブルの原因となることもあります。

4-55.ピエロ(道化師)

ピエロは冗談やユーモアで家族の緊張した雰囲気を和らげる役割を担うタイプです。常に明るく振る舞うことで家族の「マスコット」的存在となりますが、これは演技であり本来の感情を抑圧しています。
「面白くない自分は愛されない」という思い込みから、体調不良や悲しみさえも隠して道化を演じ続けます。成人後も他者の顔色を伺いながら自分を偽る傾向があり、慢性的なストレスや不自然な感情の表出に悩むことが多いとされています。

4-66.イネイブラー(世話焼き人)

イネイブラーは過剰な献身によって相手の問題行動を助長してしまうタイプです。ケアテイカーと類似していますが、その世話が結果的に相手の依存や問題を悪化させる点が特徴的です。
例えばアルコール依存の親にお酒を用意するなど、善意の行動が問題の維持に寄与してしまうのです。他者の世話に集中することで自分自身の問題から目を逸らす傾向もあり、成人後も不健全な関係性を維持しやすい特徴があります。

ただしこれらは代表例であり、必ずしも上記の6タイプに分類できるとは限りません。

アダルトチルドレンの治療・克服の方法

アダルトチルドレンの治療・克服の方法

アダルトチルドレンの問題は適切な治療やアプローチによって克服することができます。治療や回復に向けての代表的な治療法と、道のりを解説します。

5-1主な4つの治療法

アダルトチルドレンの方々が生きづらさを軽減し、本来の自分らしさを取り戻すための治療法として、カウンセリング・心理療法、自助グループ参加、セルフケア実践、医療機関での治療という4つの代表的なものを紹介します。

カウンセリング・心理療法を受ける

カウンセリングとは、専門的な資格を持つカウンセラーや医師から相談や助言を受け、対話を通じて自己理解と自己変革を促進する支援方法です。病気を治療するというよりも、自分の話を傾聴してもらい、より良い方向へ進むための方法を一緒に探求できる点が特徴的です。
具体的には、カウンセラーによる行動パターンの分析や、現在抱えている問題の整理・解決に向けた支援を受けることができます。また認知行動療法(CBT)を取り入れたカウンセリングも効果的で、これは現在の問題に対して認知・感情・身体反応・行動の変えやすい部分から段階的に改善していく心理療法の一つです。

自助グループや当事者会に参加する

同じアダルトチルドレンの悩みを抱える当事者やその家族・知人が集まる自助グループや当事者会への参加も有効な回復方法です。これらのグループの主な目的は、共通の問題を持つ人同士が体験を分かち合い、相互に支え合うことにあります。感情の発散や孤独感の軽減といった心理的効果が期待できます。
具体的な活動内容として、定期的なミーティングで自分の体験談を話したり、他の参加者の体験を聞いたりします。多くのグループでは「匿名参加可能」「メンバー間の対等な関係」「発言は聞きっぱなし・言いっぱなしが基本で批評や意見交換はしない」というスタイルで運営されています。

瞑想やマインドフルネスなどセルフケアの実践

自分自身で実践できるセルフケアの方法として、瞑想やマインドフルネス(今この瞬間に意識を向ける心の状態)が注目されています。これらの実践により、自分の感情や思考パターンを客観視し、ストレス反応をコントロールする能力を高めることができます。
また、自力で基本的な認知療法の技法を学び、日常生活に取り入れる方法もあります。認知療法とは、物事の捉え方や考え方のパターンを見直し、より建設的で現実的な思考に変えていく治療法で、アダルトチルドレン特有のネガティブな思考の癖を改善するのにも効果的です。

医療機関で複合的な治療を受ける

心身に具体的な症状が現れている場合には、専門的な医療機関での治療を受けることが推奨されます。アダルトチルドレンの治療では、主に心療内科・精神科・メンタルクリニックなどが対象となります。
医療機関では薬物療法と前述のカウンセリングや認知行動療法を組み合わせた複合的な治療が行われます。

5-2アダルトチルドレンの治療・克服にかかる時間と経過は?

アダルトチルドレンの治療にかかる時間は個人差が大きく、一概に特定の期間を示すことは難しいです。軽度の場合は数ヶ月から1年程度で大きな改善が見られることもありますが、深刻なトラウマを抱えている場合は数年間の継続的な取り組みが必要になることもあります。
克服までの経過は直線的ではなく、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら徐々に改善していくのが一般的です

重要なのは、完璧な回復を目指すのではなく、日々の生きづらさが軽減され、自分らしい人生を歩めるようになることです。焦らず自分のペースで取り組むことが、持続的な回復への鍵となります。

5-3アダルトチルドレンについて分かる・共感できる本の紹介

アダルトチルドレンについて分かる・共感できる本の紹介

アダルトチルドレンについて理解を深める、克服に向けての助けになる本として以下の3冊を紹介します。

これらは、アダルトチルドレンの当事者から高い評価を得ており、いずれも実体験に基づいた具体的な回復方法や心理的なメカニズムが分かりやすく解説されています
アスク・ヒューマン・ケア研修相談センターの編著は実践的なワークが豊富で自己理解を深められ、続編も出ています。斎藤学氏の本は医学的観点から家族システムの問題を詳しく分析しています。スーザン・フォワード氏の『毒になる親』は世界的なベストセラーで、機能不全家族の影響とその克服方法について包括的に学ぶことができます。

アダルトチルドレンと主な精神疾患との関係

最後にアダルトチルドレンと他の主要な精神疾患や心理的概念との関係について見ていきましょう。

6-1アダルトチルドレンと愛着障害との違い

愛着障害は早期の養育環境で安全な愛着関係が形成されなかった状態を指す医学的な診断概念です。一方、アダルトチルドレンは機能不全家族で育った経験による心理的影響を表す概念で、必ずしも愛着形成の問題とは限りません。
愛着障害は対人関係の基盤に関わりますが、アダルトチルドレンはより広範な心理的特徴を含みます

6-2アダルトチルドレンと発達障害との違い

発達障害は神経発達の特性による生来的な障害ですが、アダルトチルドレンは環境要因による後天的な心理的影響です
併発について重要なのは、発達障害の特性により家族内で理解されず、結果的に機能不全家族となりアダルトチルドレンの特徴も併せ持つケースがあることです。両者は原因が異なるため、適切な理解と支援が必要です

6-3アダルトチルドレンと共依存

共依存は他者の問題行動を支えることで自分の存在価値を見出す心理状態です
アダルトチルドレンは幼少期から家族の世話役を担うことが多く、共依存的な関係パターンを身につけやすい傾向があります。
両者は相互に影響し合い、健全な境界線を築くことが困難になる場合があります

6-4アダルトチルドレンと精神疾患

先述の通り、アダルトチルドレンは精神疾患の発症リスクを高める可能性があります
慢性的なストレス環境で育つことにより、うつ病や不安障害、PTSD(心的外傷後ストレス障害)などを併発することがあります。
必ずしもアダルトチルドレンの全ての人が精神疾患を発症するわけではありません

まとめ

アダルトチルドレンは、幼少期の家庭環境が成人後の生活に影響を与え続ける状態を指します。その原因は基本的に機能不全家族での養育経験にあり、人間関係の困難さや自己肯定感の低さなど様々な特徴として現れます
しかし、適切な理解と治療により回復は十分可能です。認知行動療法やカウンセリングなどの専門的なアプローチを通じて、健康的な人間関係と自己受容を築くことができるでしょう。
もしアダルトチルドレンについてより深く学びたい、または支援する側として専門知識を身につけたいとお考えでしたら、日本メディカル心理セラピー協会認定の心理カウンセラー資格取得をおすすめします

日本メディカル心理セラピー協会編集部
心理・医療・美容・占いなど多分野にわたる資格情報を発信する専門編集チームです。記事監修100本以上、JAAMP論文集の公募・監修も行っております。
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